（出典：アソビュー株式会社）
アソビュー株式会社が運営する便利でお得な遊び予約サービス「アソビュー！」は、2023年1月1日から12月3日までの予約・催行された実績データを基に、昨年に比べて体験者数が特に増えたアクティビティのジャンルをランキング形式でまとめ、最新トレンドとして発表した。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、観光復活元年となった2023年は、観光庁の調査によると、日本人延べ宿泊者数が9月には2019年同月と同水準、10月には+3.9%となり、国内旅行需要が回復傾向にある。これに伴い、「アソビュー！」でも昨年を上回る遊びの機会が創出された。
体験者数が増えた遊びランキングでは、1位にグラスボートが輝き、特に沖縄県石垣島での体験が人気を集めた。2位の観光案内・ガイドツアーでは、京都市観光協会の二条城公式ガイドツアーが特に注目された。日帰りバスツアーが3位にランクインし、沖縄県の各観光地を巡るツアーや、金沢出発の世界遺産白川郷・飛騨高山高山を巡るツアーが人気を集めた。4位の沖縄文化・沖縄体験では、シーサー作り体験が人気をけん引し、5位にはVR体験・VRゲームがランクインした。特に「ハルカス300」にある「ハルカスバンジーVR」が注目を集めた。
同率5位には水圧で空を飛ぶフライボードが位置し、沖縄県の事業者で特に人気を集めた。7位の日本の伝統文化では、東京都の体験型和カフェ「抹茶カフェ 茶禅」での和菓子作り体験が人気を博し、8位の脱出ゲーム、9位のパラセーリング、10位の雪遊び・冬遊びもランクインした。
総評として、2023年は海で楽しむマリンレジャーが体験者数を大きく伸ばし、特に沖縄県での活動が目立った。同時に、地域の魅力を発見するアクティビティの人気も高まり、観光地でのディープな体験と都市圏での非日常体験が好まれる傾向にある。2024年以降も、このようなトレンドが続くと予想される。