（出典：ポニーキャニオン）
千葉県の長生村と東京都港区を拠点とする株式会社ポニーキャニオンは、シティプロモーションや移住促進、観光振興を目的として、強固な連携を求める協定を結んだ。長生村は、千葉県内で唯一の村として知られ、その名「ながいきむら」の縁起の良い響きを活かし、「長生ブランド」として各種特産品を展開していく。村長の小髙陽一氏は、この連携を通じて、ポニーキャニオンのブランディング能力を活用し、村の魅力をより広く伝えることを期待している。
一方、ポニーキャニオンの代表取締役社長、吉村隆氏は、過去4年間にわたり長生村のプロモーションをサポートしてきた実績を持ち、そののどかな雰囲気や地域資源に大きな可能性を感じている。彼は今後も、エンターテイメントの視点から、村のブランディングに貢献していくとした。
長生村は、千葉県の房総半島に位置し、東京都心からのアクセスが良好である。村の主要産業としては、農業、工業、医療、福祉業が挙げられ、その中でも特に稲作や野菜栽培、沿岸漁業が盛んである。また、「夢がある、生きがいを感じる、住んで良かった長生村」というビジョンのもと、持続的な発展を目指して地域づくりが進められている。
ポニーキャニオンは、2017年に地域活性化を目的とした「エリアアライアンス部」を設置。2019年度には、長生村と協力し、移住促進や観光のためのガイドブックやポータルサイトの制作など、多岐にわたるプロモーション活動を展開してきた。今回の協定を通じて、双方が連携し、さらなる情報発信の強化を目指す。