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インバウンド

  • 中国人訪日-60.4%でも東京・京都はADR上昇 — 労働節2026の4都市実測

    2026年5月の訪日中国人旅行者は31万3,000人、前年同月比−60.4%。数字だけを見れば、中華圏インバウンドに依存してきた宿泊マーケットは崩れていて当然に見える。ところが同じ5月、東京の推定成約ADRは前年同月比+6.7%、京都は+3.5%、北海道も+3.5%と、いずれも上昇して着地した。唯一大きく下げた大阪(−26.1%)も、要因を分解すると中国発の需要減ではない。本稿では中国の労働節(2...

  • 訪日客は過去最高でも延べ宿泊者数は減少 — 1人あたり3.96泊とADRの二極化

    日本政府観光局(JNTO)が2026年8月19日に公表した2026年7月の訪日外客数は3,442,100人で、7月として過去最高を記録した。一方、観光庁「宿泊旅行統計調査」の2026年6月(第1次速報)では、外国人延べ宿泊者数は1,251万人泊、前年同月比マイナス11.9%である。「人数は過去最高、宿泊は2桁減」という一見矛盾した状況が、いま同時に起きている。 この乖離は統計の誤差ではない。訪日外...

  • インバウンドとは|定義と宿泊の5指標 — 人数1位は韓国、人泊1位は米国【2026年】

    インバウンドとは、外国から日本へ来る旅行、すなわち訪日外国人旅行を指す言葉である。宿泊業の実務では、この一語のもとに性質の異なる複数の統計が混在して語られており、「訪日外客数」と「外国人延べ宿泊者数」を同じものとして扱うと、自館の需要見通しは実勢から離れていく。本稿では言葉の定義から出発し、宿泊事業者が定点で見るべき5つの指標を、出典・更新頻度・公表ラグまで含めて整理する。数値はすべて日本政府観光...

  • 訪日客7月344万人、通年着地は4,172万〜4,279万人 — 残り5か月の必要ペース

    日本政府観光局(JNTO)が2026年8月19日に公表した訪日外客数によると、2026年7月の訪日外客数は344万2,100人(前年同月比+0.1%)で、7月として過去最高を更新した。4か月ぶりのプラスである。ただし1〜7月の累計は2,452万7,200人(前年同期比-1.7%)で、依然として前年を下回っている。本稿では、残り5か月に必要な月次ペースを3つのシナリオで試算し、観光庁「宿泊旅行統計調...

  • 国慶節2026、平日OCCに県間21pt差 — 26県の在庫進捗と10月ADR

    中国の国慶節連休は、2026年は10月1日(木)から10月7日(水)までの7連休となる。振替出勤日は9月20日(日)と10月10日(土)で、7日間のうち土日は10月3日・4日の1回しか含まれない。つまり日本側から見れば、日本の祝日がひとつも重ならない「平日中心の7日間」に、海外発の連休が乗る構図になる。この7日間の宿泊在庫が、いま全国でどう減っているのか。26都道府県・16,005施設・1,051...

  • 日本のホテル、ドル建てでは2019年より7.9%安い — 円建て+38.3%との通貨別ギャップ

    同じ客室が、見る通貨によって「7年で4割高くなった部屋」にも「7年前より安くなった部屋」にもなる。メトロエンジンリサーチのデータで主要5エリア(東京都・京都府・大阪府・北海道・沖縄県)の推定成約ADRを2019年7月と2026年7月で比べると、円建てでは+38.3%だが、米ドル建てでは-7.9%、人民元建てでは-9.2%と、いずれもコロナ前の水準を下回る。一方で韓国ウォン建てだけは+16.7%と上...

  • 地方インバウンドは客室61.7%・宿泊33.7% — 1.3億人泊目標に年16.5%成長

    指定なし

    インバウンド

    投稿 : 2026.08.27

    訪日客の話題は「何人来たか」に集まりやすい。しかし自治体・DMO・地方の宿泊事業者にとって本当に効く数字は、来た人がどこに泊まったかである。観光庁の宿泊旅行統計調査を一次資料から集計すると、2026年5月の地方部シェアは32.68%。前年同月から+1.91pt上昇し、上昇は4年連続で続いている。 一方、2026年3月に閣議決定された第5次観光立国推進基本計画は、地方部の外国人延べ宿泊者数を2030...

  • 訪日レンタカーの宿選び、駐車場言及は繁体字レビューが英語の2.9倍 — 空港60km圏の客室ストック

    国土交通省は2026年7月17日、訪日外国人のレンタカー利用にともなう交通安全対策を、社会実験から本格展開へ移すと発表した。先行実施地域に選ばれたのは新千歳・福岡・那覇の3空港周辺である。道路側の話に見えるが、宿にとっては「クルマで動く訪日客がどこに滞留するか」を行政が名指ししたということでもある。本稿では、宿泊者の口コミを言語別・都道府県別に解析し、駐車場と車アクセスがどの言語で・どの県で語られ...

  • 訪日客の平均泊数、都道府県で2.0倍差 — 東京2.32泊・山梨1.16泊と運営効率への影響

    指定なし

    インバウンド

    投稿 : 2026.08.23

    訪日客が1つの県にどれだけ滞在するかは、客室清掃の回数もフロント業務の負荷も、そして1室あたりの収益構造も左右する。だが「インバウンドは何泊するのか」という問いは、これまで全国平均か国籍別でしか語られてこなかった。本稿では観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年年間確定値をもとに、47都道府県それぞれの外国人平均泊数を算出し、日本人との差、単価との関係、そして運営効率へのインパクトまでを定量化する。

  • シティホテル宿泊の45.9%は訪日客 — 業態別インバウンド比率と旅館の+3.7%

    指定なし

    インバウンド

    投稿 : 2026.08.20

    訪日客はどの宿に泊まっているのか。観光庁「宿泊旅行統計調査」の最新公表値を施設タイプ別に分解すると、シティホテルは延べ宿泊者の45.9%が外国人である一方、旅館は11.5%にとどまる。そして全国の外国人延べ宿泊者数が前年同月比-9.0%と減速した2026年5月に、主要5区分のうち実数を伸ばした業態は旅館(+3.7%)とリゾートホテル(+4.7%)の2つだった。本稿では観光庁の公表表から施設タイプ別...