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新潟・上越「タカダキャッスルホテル」コロナ倒産

投稿日 : 2020.04.30

新潟県

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(有)タカダキャッスルホテル(新潟県上越市仲町4-5-7、設立1953年10月、資本金300万円、従業員9名)は4月21日、事業を停止し事後処理を弁護士に一任した。新型コロナで利用客が激減、事業継続を断念した。同社はタカダキャッスルホテル(新潟県上越市仲町4丁目5-7、23室)を運営していた。

出典:タカダキャッスルホテル

1948年6月、吉田旅館として創業し、高田駅徒歩1分に立地する宿泊施設を経営していた。1994年には「タカダキャッスルホテル」として現在の施設へリニューアルオープン。

駅近隣・低価格を売りとして、出張客や観光客を対象とするほか、施設の1Fでは日本料理や地酒を提供する「和食処 よし田」を経営し、一般客のほか宴会・法要需要にも対応していた。

しかし、利用客の減少や同業他社との競争による影響から業績低下が続き、リニューアル時の借入負担も重くのしかかり、2015年11月にはホテル施設を担保としていた金融債務がサービサーに譲渡されるなど、対外与信は低下していた。

業績、資金繰りともに厳しい状況が続くなか、新型コロナウイルス感染拡大による影響から、毎年4月に開催される地元有数のイベント「高田城址公園観桜会」が各種催しを中止しての縮小開催となり、利用客が激減。事業継続を断念し、今回の措置となった。

TSRが報じた。

新潟県上越市にはメトロエンジンリサーチによると、宿泊施設が109、部屋数にして2,839室が提供されている。同市内には旅館が33施設、ビジネスホテルが25施設展開している。

出典:タカダキャッスルホテル

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