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宮城・鎌先温泉の老舗旅館、木村屋旅舘が廃業

投稿日 : 2020.04.22

宮城県

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1688(元禄元)年創業の温泉旅館、(株)木村屋旅館(宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1-51、34室、設立1964年4月)が廃業した。鎌先温泉の老舗旅館「にごり湯の宿 湯守 木村屋」を経営。新型コロナ感染拡大を受け、外出自粛による宿泊客の著しい減少や先行きの見通し難から、事業継続を断念した。

出典:木村屋(楽天トラベル)

同社は3月23日付で廃業した。

鎌先温泉では唯一2本の本流温泉源泉を有し、源泉掛け流しの濁り湯の露天風呂をはじめ、7つの多彩な浴場を備えていた。当地区での知名度は高く、1990年代前半には年間売上高約4億5,000万円を計上していた。

しかし、2007年7月期には市況の低迷から売上高約2億9,000万円にとどまり、経費削減に努めるなど経営合理化を図ってきたが、2008年8月に約10億5,200万円の負債を抱え、仙台地裁へ民事再生法の適用を申請した。

2012年9月に民事再生手続が終結し、以降は東日本大震災後の被災地支援による特需から客足は堅調で、年間売上高は2億円台の半ば前後での推移が続いていた。

他方で、近年は震災特需の剥げ落ちなどで業績は低迷。また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、外出自粛による宿泊客の著しい減少や先行きの見通し難から、事業継続を断念した。

TSRが報じた。

宮城県白石市では、メトロエンジンリサーチによると、宿泊施設が17、部屋数にして523室が提供されている。旅館が10施設と多く展開しているエリア。

出典:木村屋(楽天トラベル)

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