ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > アーカイブ > 2020年4月、月間人気記事トップ10

2020年4月、月間人気記事トップ10

配信日 : 2020.05.07

”緊急事態宣言が延長、倒産さらに拡大か”

【編集部ピックアップ】

新型コロナ関連の最新ホテル倒産まとめ(5月7日現在)

緊急事態宣言が延長。GW明けも続く自粛に市場からは多くのホテルが継続を断念、大規模なホテルチェーンを含めて退出が加速化し始めた。5月7日現在の新型コロナ関連倒産の宿泊施設まとめ。

【ホテルバンク月間人気記事ランキングトップ10:2020年4月1−30日】

1位 WBFホテル&リゾーツが倒産、負債総額160億円、新型コロナ関連最大規模

WBFホテル&リゾーツ(株)(大阪市北区豊崎3-14-9、設立2009年12月1日、資本金600万円、従業員1,04名)は本日4月27日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。負債総額は債権者575名に対して約160億円。

2位 コロナ対策でインフルエンザの流行は昨年比で大幅減少か

通常の季節性インフルエンザは、感染者数は、国内で推定約1,000万人とも言われ、毎年冬季から早春にかけ数千人単位での死者を出している。新型コロナウイルスに注目が集まるが、今年のインフルエンザの感染状況とは。また、感染症のリスクをどう捉えるべきか。

3位 記録的不況、新型コロナ関連倒産まとめ(4月15日更新)

緊急事態宣言が発出されて1週間を経過。市場からは多業種で多くの企業が継続を断念、退出が加速化し始めた。4月15日現在の新型コロナ関連倒産の多業種まとめ。

4位 札幌商工会議所、新型コロナ経済対策「緊急在庫処分SOS!」

札幌商工会議所は新型コロナウイルス感染拡大を受け、”食”を提供する道内食品関連企業に、イベント中止や来店客減少といった需要の急減による売上の低迷や過剰在庫等の影響が出ているとして、過剰在庫を抱えた道内企業の売上の回復、販路の確保を目的に「緊急在庫処分SOS!」掲示板を提供。

5位 接骨院を全国で約180店舗経営のMJGが新型コロナ関連倒産

(株)MJG(資本金5000万円、新宿区西新宿2-1-1、従業員約450名)と関係会社の(株)フロンティア(資本金100万円、立川市錦町3-1-2)は、4月10日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は47億円にもなり、新型コロナ関連としては最大規模の倒産。

6位 今期インフル終息、都内でも大成果、コロナ戦は超長期化か

全国での今シーズンのインフルエンザ流行が終息。厚労省は4月10日付けの流行レベルマップの公表をもって報告終了。感染者数は例年と比べ半減。新型コロナの感染拡大が続く都内においても、大きな成果を挙げた。新型コロナの動向とホテルの活用、「コロナ後」の経済社会システムを考える。

7位 新型コロナを理由とする個人宿泊予約キャンセル料、政府見解

政府は大規模なイベントについて中止、延期等の対応を要請したことを理由に、個人の予約者から宿泊予約の取消に係るキャンセル料が払われない事例が多数発生していることに関して、キャンセル料を収受することができるとする見解を示した。

8位 兵庫県湯村温泉で老舗温泉旅館経営「とみや旅館」倒産

戦前からある老舗温泉旅館経営の(株)とみや旅館(兵庫県美方郡新温泉町湯181-2、設立1953年6月、資本金1,200万円、38室)は3月31日、事業を停止し破産申請を弁護士へ一任した。

9位 「萩グランドホテル天空」運営の長州観光開発がコロナ倒産

観光ホテル「萩グランドホテル天空」(183室)を運営する長州観光開発(株)(資本金9000万円、萩市古萩町25、従業員69名)は、4月6日に山口地裁へ自己破産を申請した。萩市内最大のホテルで、山口県内初の「新型コロナウイルス」関連倒産 。負債額も18億円に上がる。

10位 茨城県潮来市で旅館業運営の「富士屋ホテル」が倒産

(株)富士屋ホテル(茨城県潮来市潮来102、設立1962年11月、資本金1000万円)は3月30日、水戸地裁麻生支部に破産を申請した。茨城県初の「新型コロナウイルス」関連倒産となった。