徳島県は新型コロナウイルス感染拡大への警戒を促す「とくしまアラート」の警戒レベル引き上げに伴い、県民向けの県内旅行助成キャンペーン「みんなで！とくしま応援割」の停止を発表した。
既存予約は22日から適用停止に
徳島県は8月17日18時、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を県民に促す「とくしまアラート」の警戒レベルを5段階の上から2番目の「感染拡大注意・急増（ステージ3）」に引き上げた。17日時点で直近1週間の新規感染者数が126人、病床使用率が41.0％、療養者数が146人、PCR陽性率が5.0％と、4項目で「感染拡大注意・急増（ステージ3）」の基準の基準に達した。
とくしまアラートの引き上げに伴い、県民の県内で宿泊・県内旅行商品を対象に、それぞれの代金の助成とクーポンの配布を行う「みんなで！とくしま応援割」の一時停止が決定した。
新規予約が2021年8月18日（水）から受付停止、既に受け付けた分が2021年8月22日（日）から適用停止となる。
旅行のキャンセルを希望する場合は宿泊施設や旅行会社へキャンセルの連絡が必要。「みんなで！とくしま応援割」の停止をもって、自動的に予約が停止となるわけはない。
21日までに22日以降の予約をキャンセルした場合は、県が1泊（日帰り旅行1人）5,000円を上限にキャンセル料を宿泊施設や旅行会社に助成する。
また県は8月31日までとしていた「第5波警戒強化期間」を9月12日まで延長。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出ている地域への移動を中止、または延期するように求め、一層の感染対策の徹底を呼びかけている。