三菱地所株式会社が、2 月 15 日、同社および同社の完全子会社の株式会社ロイヤルパークホテル、株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツを当事者とするグループ組織再編を発表。三菱地所株式会社を吸収合併存続会社、ロイヤルパークホテルを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決定した。
三菱地所株式会社が行う、子会社の株式会社ロイヤルパークホテルおよび株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツに関するグループ組織再編は 4 月 1 日付けで実施する。株式会社ロイヤルパークホテルはロイヤルパークホテルのフラグシップ、東京 蛎殻町の「ロイヤルパークホテル」を所有し、運営してきた。
三菱地所株式会社は、株式交換により 2021 年 8 月にロイヤルパークホテルを完全子会社とし、ロイヤルパークホテルのホテル運営機能と不動産保有機能を分離すること、また、そのうちのホテル運営機能を三菱地所株式会社の完全子会社である株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツに承継させることを 2022 年 1 月 27 日に決定し、全国のロイヤルパークホテルズのチェーン運営を集約することを発表していた。
今回、不動産保有機能を三菱地所株式会社が承継することが決まり、ホテルの運営機能の一元化並びに運営機能と保有機能の分離・再編を行うことにしたという。
これらにより、一体的、有機的なグループホテル経営を進化させ、運営、開発、アセットマネジメントの各分野の役割や機能を更に強化して、ホテル事業の成長拡大を図る見込み。