神奈川県の鎌倉市観光協会の12月3日の発表によると、鎌倉の紅葉が見頃を迎えている。「泊まらない観光都市」鎌倉だが、宿泊施設の新規開業予定が相次いでおり、紅葉が似合う古民家再生も注目されている。同市の宿泊施設展開状況と合わせてお送りする。
出典:長谷寺(12月4日)
鎌倉、紅葉情報2018
・北鎌倉駅周辺
東慶寺:だいぶ色づいてきたが全体が色づくのはもう少し先になる。
円覚寺:見頃。今週末くらいまで楽しめる。
・鎌倉駅周辺
妙本寺:だいぶ赤くなって見頃になってきた。
・長谷駅周辺
長谷寺:見頃を迎えている。ライトアップの期間中(11/23~12/9)楽しめる。
・金沢街道付近
報国寺:イチョウは黄色く色づき、モミジも色づいた(赤があまりきれいではないが)良い時期になってきた。
瑞泉寺:全体的にはまだですが、色づきが始まってきた。
鎌倉宮:9割程赤くなっている。見頃。
一条恵観山荘:9割程赤くなっている。見頃。
なお、鎌倉・湘南地域は比較的温暖な気候のため、色づきが都内よりやや遅く、東京・高尾山での紅葉はすでに散り始めているという。
神奈川県鎌倉市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、鎌倉市には宿泊施設が62、部屋数にして997が提供されている。
首都圏からの日帰り客の多い鎌倉だが、「相鉄フレッサイン鎌倉大船II」や「ホテルメトロポリタン鎌倉」が開業を予定するなど、新規展開が加速している。
同市の宿泊施設展開状況を示すマップは以下の通り。(紫色マークは新規開業予定施設、緑青などのサークルは既存施設で大小は部屋数規模を示す、赤色の斑点は民泊物件)
出典:メトロエンジンリサーチ
侍の古都鎌倉では作家のかつての別荘などで古民家も多く、民泊施設のリノベ開業も相次いでおり、現在80室が確認された。自然を感じやすい古民家での宿泊が魅力のシーズンとなりそうだ。
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