経済産業省はコード決済(QRコード決済)における不正流出したクレジットカード情報の不正利用防止対策に関するガイドラインを(一社)キャッシュレス推進協議会にて策定した。
昨年末、スマートフォンを活用した決済サービスで、クレジットカード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)が不正利用される事案が発生。
コード決済(QRコード決済)における不正流出したクレジットカード情報の不正利用防止対策を業界横断的に検討するため、経済産業省も参画する産学官の枠組みである(一社)キャッシュレス推進協議会において、コード決済事業者、クレジットカード事業者等の参加を得て、昨年12月28日付で検討会を立ち上げ、コード決済事業者及びクレジットカード事業者として守るべきセキュリティの水準の検討を進めてきた。
同協議会において、「コード決済における不正流出したクレジットカード番号等の不正利用防止対策に関するガイドライン」を策定した。同ガイドラインは、検討会での議論を経た上で作成された。
経産省は、今後もコード決済を含むスマートフォンを活用した決済サービスについて考えられる不正利用防止策について引き続き同協議会にて検討していく予定。
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