荷物一時預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営する、ecboは、JR九州グループの不動産管理会社である小倉ターミナルビルと業務提携をし、駅直結型の宿泊施設「JR九州ステーションホテル小倉」にて、2019年3月1日より荷物の預かりを実施する。
小倉の訪日観光客の増加と荷物の預かりのニーズ
福岡県北九州市に位置する小倉は、小倉城をはじめ旦過市場や小倉ぎおん八坂神社など、観光客で賑わう名所が多くある。北九州市は、訪日外国人数が2013年より6年連続で増加傾向にあり、2017年は前年より95.4%増えて、過去最高を記録した。
こうした観光客の増加に伴い、荷物の預かり需要も増加している。しかし、未だ小倉駅周辺のコインロッカーは6箇所460個、うちスーツケースの入る大型サイズのものは47個のみと、需要に対して供給が追いついていないことが深刻な課題となっている。
JR九州ステーションホテル小倉では、以前より宿泊客以外の顧客からも「荷物を預かってもらえないか」という要望を多く得ており、荷物の預かりサービスの必要性を確信していた。しかし、これまではオペレーションの都合から実施できずにいた。
今回、このような顧客ニーズに応えたいという同ホテルの希望により、受入側のオペレーションが簡単で、JR博多駅構内「旅行の窓口」での荷物預かりでも実績好調なecbo cloakの導入が決定した。
JR九州エリアの駅の中でも博多に次いで2番目に降客数の多いJR小倉駅に直結している同ホテルの利便性を有効活用し、駅を拠点としたビジネス、観光、スポーツイベントの参加など、北九州へ来訪する様々な顧客のニーズに対応していきたい考え。
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