(出典:阪急交通社)
夏の蒸し暑さから解放されるために、避暑地への旅行を検討する人は少なくない。そこで阪急交通社が国内の避暑地に関するアンケート調査を実施した。その結果や各避暑地の特徴、人気の理由などを紹介する。
年々夏の暑さが厳しくなり、猛暑日が増え続ける日本では、蒸し暑さや厳しい日差しから解放されたいという人が多い。アンケート調査で「避暑地に行ってみたいと思ったことがありますか?」という質問には、67.0%の人が「ある」と答えた。過半数以上の人が涼しい気候や豊かな自然の中でリフレッシュを望んでいることがわかる。
国土の約7割が森林である日本には魅力的な避暑地が点在している。選択肢が多いこともあり、行き先を悩む人もいるかもしれない。そこで阪急交通社は日本の避暑地に関してのアンケートを実施し、特に人気のある避暑地が明らかになった。
(出典:阪急交通社)
1位は長野県の「軽井沢」(52.7%)で、中央高地に位置する避暑地として多くの人に選ばれている。標高約1,000mに位置する軽井沢は、緑豊かな森林や「白糸の滝」「雲場池」などの涼スポットで知られている。明治時代に外国人宣教師によって開拓され、多くの著名人が訪れるリゾート地となった。自然の中で散策やアウトドアを楽しめるほか、歴史的建造物や教会を訪れたり、おしゃれなスポットでショッピングを満喫したりできる。2026年には軽井沢駅北口から直結する新たな商業施設がオープン予定で、観光地としてますます注目されている。
(出典:阪急交通社)
2位は北海道の「富良野」(52.4%)である。富良野は美しい自然景観で知られ、特にラベンダー畑などの花畑が人気である。周辺には田園風景や十勝岳連峰が広がり、自然の中でリフレッシュできる。また、北海道ならではの乳製品を使ったメニューやスープカレー、メロンやラベンダーを使用したソフトクリームなど、多彩なグルメも楽しめる。
3位は栃木県の「那須高原」である。那須高原は首都圏からのアクセスが良く、新幹線で東京から那須塩原駅まで約1時間10分の距離である。標高約300mから1,200mの間に広がる大自然の中で、登山やハイキング、サイクリング、キャンプなどのアウトドアアクティビティを楽しめる。那須は温泉地としても有名で、ゆったりと湯めぐりを楽しむことができる。
(出典:阪急交通社)
4位は長野県の「上高地」で、標高1,500mの場所に位置し、真夏でも気温が23℃前後と涼しく避暑地にぴったりである。上高地は日本を代表する山岳景勝地で、雄大な山々や清らかな川・池などの自然の美しさと生態系の豊かさが魅力である。
その他の人気避暑地としては、神奈川県の「箱根」、栃木県の「奥日光」、山梨県の「清里高原」、秋田県と青森県にまたがる「十和田湖」、熊本県の「阿蘇」、兵庫県の「六甲山」などがランクインしている。これらの避暑地は冷涼な気候の中で自然の絶景やアクティビティを楽しめる場所として、夏の旅行に最適である。また、観光や美術館巡り、ショッピングなどができる場所も多く、多彩な過ごし方が可能だ。阪急交通社では、今回紹介したような避暑地を訪れるツアーを多数催行しているため、夏の蒸し暑さから逃れてリフレッシュしたい方は、ぜひ避暑地への旅行を検討していただきたい。
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