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  • 栃木の10月三連休、旅館は初日86.5%・最終夜64.9% — 5連休最終夜の+19.0ptから逆算する打ち手

    栃木県の10月三連休(10月10日〜12日)は、同じ連休の中で「初日の夜」と「最終日の夜」の予約進捗がはっきり割れている。宿泊日の20日前で比べると、旅館(N=149〜150施設)の推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は10月10日(土)が86.5%、10月12日(月・祝)が64.9%で、差は21.6pt。ビジネスホテル(N=65施設)では80.8%と44.8%で36.0ptの差がある。一方、リゾー...

  • 修学旅行の時期は10〜12月に64%集中|京都・沖縄・広島の平日稼働と受け入れ余力2026

    修学旅行の時期は、秋に強く偏っている。公益財団法人日本修学旅行協会が2024年度実施分を集計した高等学校調査では、国内修学旅行1,054件のうち10月〜12月が679件(64.4%)を占めた。一方で、この需要は主要予約サイトを経由せずに相対契約で動くため、通常のブッキングカーブには現れにくい。本稿では、秋の平日にどれだけの受け入れ余力が残っているかを推定OCCで定量化し、どのカテゴリが大人数・低単...

  • 簡易宿所のROI、損益分岐稼働率は約41% — 10室モデル試算と実勢単価【2026年9月】

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.25

    簡易宿所(旅館業法上の簡易宿所営業、いわゆる簡易旅館)は、空き家・空きビルの転用や小規模開業の受け皿として施設数を伸ばし続けている。厚生労働省「衛生行政報告例」によれば、令和6年度末(2025年3月31日時点)の簡易宿所営業は44,901施設で前年比7.1%増。一方で観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年確定値が示す簡易宿所の客室稼働率は29.6%と、施設タイプ別で最も低い。本稿では、この2つの数...

  • 成田空港10km圏の客室は2019年から1.3万室で横ばい — 発着50万回で不足4,100〜15,400室

    千葉県

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.25

    成田空港を中心とする半径10km圏の客室数は、2019年末の13,031室から2026年9月時点の12,852室まで、7年間ほぼ横ばいで推移している。一方で空港側は、C滑走路(3,500m)の新設とB滑走路の1,000m延伸を2028年度末に完成させ、年間発着容量を50万回に引き上げる「第2の開港」を進めている。50万回時の姿として公表されている航空旅客数は約7,500万人、空港内従業員数は約7万...

  • 7月の外国人延べ宿泊−4.6%、減少の93%は中国 — 除けば−1.0%で地方18県は増加

    観光庁は2026年8月31日、宿泊旅行統計調査の「2026年7月・第1次速報」と「2026年6月・第2次速報」を公表した。7月の延べ宿泊者数は5,467万人泊で前年同月比−3.5%、うち外国人は1,358万人泊で同−4.6%である。一方、日本政府観光局(JNTO)が8月19日に公表した7月の訪日外客数は344万2,100人で、7月として過去最高を更新した。人数は最高、人泊は減少——この乖離が何によ...

  • 災害危険区域で宿は建てられるか — 全国615市町村・条例8件の建築制限を条文で確認

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.25

    建築基準法39条にもとづく「災害危険区域」は、ハザードマップのような想定の表示ではない。自治体が条例で区域を指定し、その中では建築そのものを制限できる、実効性のある規制レイヤーである。用地を探す側にとっては、地価でも用途地域でも容積率でもなく、「そもそも建てられるのか」を最後に決めてしまう層にあたる。 そして宿泊用途にとって重要なのは、この制度が条文上「住居の用に供する建築物」を名指ししている点で...

  • 北海道の食事プレミアム、朝食の段差は業態差¥3,300・夕食で¥6,400に開く — シティ朝食+18.0%、リゾート2食付は朝食比+26.8%

    北海道のホテルで、同じ施設が売っている素泊まり・朝食付・2食付の価格差を比べた(2026年9月宿泊分・旅館を除く)。朝食付の上乗せ率は素泊まりに対してシティホテル+18.0%(N=50)、ビジネスホテル+10.0%(N=194)、リゾートホテル+7.8%(N=50)だった。2名利用時の1室あたり差額にすると約¥2,000〜¥5,300で、業態による差は¥3,300ほどにとどまる。夕食の段差(2食付...

  • 10月〜2月のマラソン12大会、スタート5km圏の客室を実測 — 金沢13,964室・湘南305室

    2026年10月から2027年2月にかけて、フルマラソンの定員が1万人を超える市民マラソンが全国で12大会開かれる。合計すると185,470人分の出走枠である。遠征ランナーの大半は前日夜に現地入りし、翌朝スタート地点へ向かう「前泊1泊型」で動く。では、そのスタート地点の周囲に客室はどれだけあるのか。本稿では各大会のスタート地点の緯度経度を起点に半径5kmの円を描き、その中でOTA等への掲載が確認で...

  • 社会保険の適用拡大で人件費は1室年2.0万〜3.9万円増 — 2027年からの時間割と必要ADR

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.25

    2025年6月20日に公布された年金制度改正法(社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律)により、健康保険・厚生年金の適用対象が2026年から2035年にかけて段階的に広がる。宿泊業にとって重要なのは、この拡大が「いつ、どの規模の事業者に届くか」があらかじめ日付で示されている点である。賃金改定のように毎年の交渉結果で変わるものではなく、施行日が法律と政...

  • 低濃度PCBの処分期限は2027年3月31日 — 1989年以前開業は38.0万室、取得時の見えない費用

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.25

    ホテル・旅館の取得や大規模改装の検討で、建物の話は一通り詰めるのに、キュービクル(受変電設備)の中まで見にいく買い手は多くない。だが電気室には、法律が処分の期限を切っている資産が眠っていることがある。低濃度PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含む変圧器や高圧進相コンデンサだ。現行のPCB特別措置法が定める低濃度PCB廃棄物の処分期限は2027年(令和9年)3月31日。本稿執筆時点(2026年9月17日)...