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  • ホテルのスプリンクラー義務は6,000㎡・11階から — 約200室が分岐点、客室の30.5%が対象帯

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.26

    ホテル投資のコスト構造を分解していくと、オペレーターの裁量では動かせない費目がいくつか残る。固定資産税、火災保険、上下水道、廃棄物処理——これらはホテルバンクのコスト構造シリーズで順に扱ってきた。だが一つだけ、まだ正面から扱っていない費目がある。消防法が発生させる法定設備の投資である。 スプリンクラー設備、自動火災報知設備、屋内消火栓、避難器具、誘導灯。これらは「入れるかどうか」を投資家が判断する...

  • 大阪の秋ADR前年比−15.6%の読み方|10区の前々年比は+8.7〜−18.7%

    大阪府の推定成約ADRは、2026年10月が11,300円(N=642施設)。前年同月の13,400円に対して−15.6%である。ところが同じ10月を万博前の2024年と比べると9,400円→11,300円で+19.8%。片方を見れば大幅な下落、もう片方を見れば二桁の上昇で、どちらも同じ系列から出てきた数字である。前年同月比という物差しは、比較の相手が普通の年であることを暗黙の前提にしている。20...

  • 基準地価2026、ホテル立地の商業地は半年で+4.3% — 成立ADRは1室+244円動いた

    用地取得の判断材料になる公的な地価は、年に2回しか更新されない。1月1日時点の地価公示(2026年は3月17日公表)と、7月1日時点の都道府県地価調査(基準地価)である。後者の2026年分は2026年9月15日に公表された。全国21,466地点、前年からの1年間で商業地は全国平均+2.9%。本稿の主題は、この「上がった・下がった」の速報ではない。半年で用地の目線が動いた分だけ、成立する用地価格の上...

  • 軽井沢の宿泊単価は御代田の3.1倍・地価は3.3倍 — 別荘地で用地を探す投資家の分岐点

    長野県

    投資・開発

    投稿 : 2026.09.26

    北陸新幹線で東京から約70分、同じ浅間山南麓の隣り合う二つの自治体で、宿泊単価が3倍の段差をつくっている。メトロエンジンリサーチ&コンサルティングの集計によると、2026年8月の推定成約ADRは長野県軽井沢町が38,100円(推定対象52施設)、これに対して西隣の御代田町は12,300円(同5施設)だった。直線距離にして10km、車で20分の距離である。 リゾート用地を探す開発担当者が最初に突き当...

  • 社会保険の適用拡大2026年10月、宿泊業の負担増は1室年約1,200円 — 最低賃金と重なる保険料を47県で試算

    指定なし

    投稿 : 2026.09.26

    健康保険・厚生年金保険の短時間労働者に課されてきた「月額賃金8.8万円以上」という賃金要件、いわゆる「106万円の壁」が2026年10月1日に撤廃される。施行期日を定める政令(令和8年政令第275号)は9月11日に公布された。同じ10月からは2026年度の地域別最低賃金も順次発効する。本稿では、この2つが重なる10月の節目で、宿泊事業者の法定福利費が実際にどれだけ動くのかを、100室ビジネスホテル...

  • 住居専用地域の宿は529施設1万室 — 増築は基準時床面積の1.2倍まで

    建設費の高止まりで、新築より既存の宿を取得して手を入れる投資が増えている。そこで最初につまずくのが「この宿はそもそも建て替えられるのか」という問いである。ホテル・旅館は低層住居専用地域や中高層住居専用地域では新たに建てられないが、用途地域が指定される前から営業している宿は、既存不適格建築物として現に残っている。増築は基準時の床面積の1.2倍までに限られ、規模や構造を大きく変える建て替えは新築として...

  • 京都の推定成約ADR、確定6〜8月は前年比二桁減 — シティ7月−16.8%・ビジネス8月−15.6%、春との分岐点と下限の置き方

    京都府のホテル市場で、推定成約ADR(税抜相当)の前年割れが2026年6月を境に二桁へ広がった。確定値同士の前年同月比で見ると、シティホテルは6月−14.6%・7月−16.8%・8月−10.2%、ビジネスホテルは6月−9.8%・7月−13.0%・8月−15.6%。一方で3〜5月はビジネスホテルが3か月とも前年を上回り、シティホテルも3月・5月はプラスだった。夏の下落は一部施設だけの話ではなく、同じ...

  • 新規開業ホテルの単価、初月から市場の1.16倍|2025年137施設・12ヶ月実測

    指定なし

    新規開業・供給

    投稿 : 2026.09.26

    新しく開業したホテルは、しばらく安く売って認知を稼ぎ、そのあと市場水準まで単価を上げていく——ホテル開発の現場でも投資の現場でも、この「立ち上がり期間」は当然の前提として語られてきた。しかし、その前提を実測した数字を見たことがある人は少ない。本稿では、2025年に開業した100室以上の137施設について、開業月から最長17か月分の推定成約ADRを追い、同じ都道府県・同じ業態の市場中央値で割った「開...

  • 過去のホテル料金を調べる4つの方法 — 都道府県別ADR一覧と2019年からの推移

    指定なし

    投稿 : 2026.09.26

    「去年の同じ時期、このエリアのホテルはいくらで売れていたのか」——予算策定や投資判断の場面で必ず必要になるこの問いに、即答できる単一のデータベースは存在しない。公的統計は稼働率と延べ宿泊者数を扱うが客室単価(ADR)は公表せず、上場ホテルREITの開示は精緻だが対象は自社保有物件に限られる。本稿では、過去のホテル料金・ADRを遡って調べる主要4手段の守備範囲・更新ラグ・定義差を整理し、あわせて47...

  • ホテル長期滞在の食事はどうする?朝食付きは素泊まり+771円から|中食・自炊設備で無理なく節約

    指定なし

    ライフスタイル

    投稿 : 2026.09.26

    ホテルでの長期滞在・連泊がはじまると、毎日の食事をどう組み立てるかが一番の悩みどころになる。結論から言えば、基本形は「朝は宿の朝食付きプラン、昼と夜はコンビニ・スーパーの中食、余裕があれば客室で軽い自炊」の3本立てだ。全国4,764施設のプラン掲載価格をペア比較したところ、朝食付きプランと素泊まりの差額は1泊あたり平均1,406円、ビジネスホテルに限れば平均771円(いずれも1名1室・税込のOTA...