年内は12月20日までの実施を予定していた「全国旅行支援事業」が12月27日まで延長されることが決定した。さらに2023年も引き続いて事業を継続するという。
全国旅行支援事業は、政府が「GoToトラベルキャンペーン」の代わりに実施している観光需要喚起策だ。全国を対象に旅行代金が最大40%割引されるほか、1泊につき平日は3,000円分、休日は1,000円分のクーポンを配布する。割引上限は交通付ツアーが8,000円まで、その他が5,000円までとなっている。
利用にあたっては、ワクチン3回接種またはPCR検査等の陰性証明が条件となる。12月27日までの延長が決定し、「じゃらんnet」や「JR東海ツアーズ」など大手旅行予約サイトは延長分の予約受付をスタートした。
また、2023年以降も一部内容を変更し事業が継続される予定だ。来年からは旅行代金の割引率が「20%」となり、さらに上限額も交通付ツアーが「5,000円」まで、その他が「3,000円」までに変更される。また、クーポンの配布額も最大「2,000円」分に縮小される見込みだ。利用条件のワクチン・PCR検査等の条件については未定だという。
●「全国旅行支援事業」概要
『2022年 全国旅行支援』~12/27
①旅行代金を最大40%割引
交通付プラン:最大8,000 円
その他:最大5,000 円
②クーポン配布
平日:3,000 円/泊
休日:1,000 円/泊
『2023年 旅行支援事業(仮)』
①旅行代金を最大20%割引
交通付プラン:最大5,000 円
その他:最大3,000 円
②クーポン配布
平日:2,000 円/泊
休日:1,000 円/泊