NTTレゾナントが運営する「goo+dランキング(グッドランキング)」は、ポータルサイト「goo」のアクセスログとNTTドコモが運営する「dメニュー」の公開データを用いて、ユーザーの興味・関心を分析。検索ログから、日本の離島の検索数を調査。人気離島ランキングとして発表した。
ランキング1位「小豆島」瀬戸内国際芸術祭、フェリー
香川県に属する島で、オリーブの名産地として知られている。2019年は「瀬戸内国際芸術祭2019」が開催され、小豆島にも多くのアート作品が集まることから注目されている。
「小豆島」と併せて最も検索されているキーワードは「フェリー」。新岡山港や高松港などからフェリーが運航している。小豆島のアクセスにはフェリーを経由するため、「フェリー」を検索した人が多いようだ。
メトロエンジンリサーチによると、香川県小豆島町には宿泊施設が35、部屋数にして514室が提供されている。
ランキング2位「石垣島」、観光
沖縄県に属する島で、透明度の高い海や全長3.2kmの鍾乳洞があり、大自然を感じることができることで有名。
「石垣島」と併せて最も検索されているキーワードは「観光」。石垣島には、自然のアクティビティに加えて伝統工芸の手織り体験や商店街などの観光スポットがあり、この豊富な観光スポットが検索にも影響している模様だ。
メトロエンジンリサーチによると、沖縄県石垣市には宿泊施設が341、部屋数にして5,335室が提供されている。新規開業予定は5施設、部屋数にして934室が新たに供給される見込み。
ランキング3位「宮古島」、レンタカー
沖縄県に属する島で、東洋で有数のビーチスポットとして知られている島。「宮古島」と併せて最も検索されているキーワードは「レンタカー」。
宮古島では、2015年1月に開通した全長3,540mの伊良部大橋が、サンゴ礁に囲まれたインスタ映えスポットとして人気を集めている。これらの場所への交通手段として、多くの旅行者がレンタカーを利用していることから、「レンタカー」とともに検索した人が多かったと考えられる。
メトロエンジンリサーチによると、沖縄県宮古島市には329、部屋数にして4,656室が提供されている。新規開業予定は3施設、部屋数にして339室が新たに供給される見込み。
4位以下、調査結果は以下の通り。
出典:NTTレゾナント
西表島、久米島、竹富島など沖縄県の離島が上位に並んだ。調査期間は、2018年6月1日~2019年5月31日。
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