鳥取県が県内の対象の宿泊施設に泊まると、松葉がになど旬のカニを総勢600名にプレゼントする「ラッキーステイ」などの「蟹取県ウェルカニキャンペーン」2018年9月1日(土)~2019年2月28日(木)を開催する。鳥取県の宿泊施設・観光状況と合わせてお送りする。
宿泊者対象、「ラッキーステイ」
カニの水揚げ量日本一を誇る鳥取県では、2018年9月1日(土)から2019年2月28日(木)まで、「蟹取県ウェルカニキャンペーン」を開催。同キャンペーンは、カニの漁期に合わせて展開する。
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同期間中、対象の宿泊施設全151軒に宿泊した人を対象に「ラッキーステイ」として、
特設ウェブサイトの専用フォームまたは専用応募はがきから応募すると、抽選で毎月100名(総勢600名)に、マツバガニ(ズワイガニの雄)やベニズワイガニなど鳥取県の旬のカニをプレゼントする。
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さらに、幸運を呼び込む生き物であるカニにちなみ、県内7ヶ所のラッキースポットを周りスタンプを集めると蟹取県オリジナルグッズが当たる「ラッキースタンプラリー」や、カニをテーマにした写真を撮影して応募すると「蟹取県の旨いもん」が当たる「ラッキーフォトコンテスト」も実施する。
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鳥取県は境漁港など県内の主要漁港でのカニ類の水揚げ量の合計が約8,715トンと全国の約半数(49.6%)を占めており、日本屈指の産地。
9月1日にはベニズワイガニ漁、11月上旬には鳥取の冬の味覚を代表する松葉がにや親がに(ズワイガニの雌)漁が解禁され、鳥取の美味しいカニが味わえる季節が到来。この時期には、多くの宿泊施設で松葉がにやベニズワイガニが楽しめることを同キャンペーンを通じてアピールする。
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鳥取県の宿泊施設・観光状況
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メトロエンジンリサーチによると、鳥取県には宿泊施設が343、部屋数9,500が展開されている。この数字は近隣の島根県(施設数:459、部屋数:10,374)や広島県(施設数:684、部屋数:28124)、岡山県(施設数:505、部屋数:16,025)を施設数、部屋数ともに大きく下回っている。
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鳥取県によると、鳥取県の2017年入込観光客数は実人数で923万人、延べ人数で1,892万人となった。観光客数は、前年と比較して、実人数推計で90万人の減少 (▲8.9%)、延べ人数推計で45万人の減少(▲2.3%)となった。
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鳥取県観光入込客数推移
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月別の観光客数では、8月に鳥取砂丘や温泉を中心に多くの観光客が押し寄せるものの、秋季から冬季の同キャンペーン期間は以下のグラフのとおり低迷している。
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鳥取県月別観光入込客数
こうした課題を背景として、鳥取県は年間を通じた観光客の呼び込みに向けて「蟹取県」として、これから迎える観光客が低迷しがちなカニのシーズンに向け、ウェルカニキャンペーンを皮切りに様々な施策を展開し、全国に鳥取の魅力を発信していく考えだ。
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