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森トラスト「ヒルトン小田原リゾート&スパ」取得

投稿日 : 2019.08.05

神奈川県

ホテル関連ニュース

森トラスト株式会社は、本日2019年8月5日、同社がスポンサーである森トラスト・ホテルリート投資法人と共同で、「ヒルトン小田原リゾート&スパ」(神奈川県小田原市)の取得を決定したことを発表した。

首都圏より好アクセス、多彩なアクティビティ・スパ施設

出典:森トラスト

「ヒルトン小田原リゾート&スパ」は、ヒルトンの旗艦ブランドである「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」であり、世界的な認知度と集客力を持っている。

同ホテルが所在する小田原は、神奈川県西部エリアの中心都市であり、首都圏からのアクセスにも優れている。城下町や宿場町として栄えた歴史や、相模湾に面する立地特性から、独自の文化や産業といった豊かな観光資源が形成されてきたエリアで、日本を代表する温泉地である箱根や伊豆への玄関口にもなっていることから、近年、観光客数は増加傾向にある。

同ホテルは、相模湾に面した丘陵地に立地しており、緑豊かな環境の中、客室163室の全てからオーシャンビューが楽しめ、都会の喧騒から離れた穏やかでプレミア感のあるリゾートステイが満喫できる。

また、アミューズメントやスポーツ・フィットネス施設、宴会・会議場など、レジャー等での滞在からMICE等のビジネス利用まで、様々なニーズに対応可能な多彩な施設を有している。

また、隣接してヒルトン・グランド・バケーションズが展開するタイムシェアリゾートがあり、今後順次拡大予定であることから、将来的にはホテル宿泊者だけでなく、中長期滞在など多様な目的での施設利用が見込まれる。

同社グループでは、2005年より「コンラッド東京」をヒルトングループと共に展開しており、現在、沖縄県瀬底島で、新たにヒルトンホテル、ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブを計画中。

「ヒルトン小田原リゾート&スパ」においては、全国で展開しているホテル運営で培った知見を活かしながら、同ホテルの共同取得を行う森トラスト・ホテルリート投資法人、運営に関与するMT&ヒルトンホテル株式会社とともに、より魅力あふれるホテルへと価値向上を目指すとともに、森トラストグループ一丸となってエリアの観光産業の更なる発展に貢献していく考え。

取得先は小田原ヒルトン株式会社。
所有形態は不動産信託受益権(準共有持分割合50%)、森トラスト・ホテルリート投資法人と共同でそれぞれ準共有持分割合50%を取得する。
契約締結日は本日2019年8月5日で、取得予定日は2019年9月2日となる。

【「ヒルトン小田原リゾート&スパ」概要】
所在地:神奈川県小田原市根府川583-1
敷地面積:174,566.00㎡
延床面積:50,605.67㎡
客室数:163室
建物:本館棟 他3棟
(本館棟)
階数:地上12階/地下1階
構造:鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造
築年:1997年(2004年2月にリブランド)
その他の施設:レストラン、宴会場、会議室、アミューズメント施設、プール、フィットネス、天然温泉、テニスコート、体育館、ゴルフ練習場
経営・運営:MT&ヒルトンホテル株式会社

出典:森トラスト

神奈川県小田原市ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、神奈川県小田原市には宿泊施設が45、部屋数にして1,129室が提供されている。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

同ホテルは163室で同市内の客室数で3位となっている。

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