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業界トレンド

  • 人件費転嫁型ADR上昇の正体|OCC×ADR乖離で読み解く2026年ホテル価格の構造変化

    指定なし

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.29

    2026年、日本のホテルADR(平均客室単価)は前年同月比で二桁の伸びを続けている。一方で観光庁の客室稼働率(OCC)は、年間値で見ると2024年60.5%から2025年61.0%付近へと、わずかしか改善していない。需要が伸びていないのに価格だけが上昇する――この乖離は何を意味するのか。本記事では、メトロエンジンリサーチの月次ADRデータと観光庁OCCを並列比較することで、2026年のADR上昇が...

  • 全国平均ADR¥32,340で過去最高更新(2026年5月)|物価高×人件費転嫁が生んだ『3年で+19%』の構造分解

    指定なし

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.29

    2026年5月、メトロエンジンリサーチが集計する全国平均ADR(販売中の公開価格平均)は¥32,340に達し、月次ベースで過去最高を更新した。2024年4月の¥27,203と比べると約2年で+18.9%、感覚的には『3年で+19%』と表現できる急速な単価上昇である。本稿では、この上昇を生み出した3つの構造要因——食料・サービスCPIに連動した価格転嫁、業態間でのADR分布シフト、そして都市部と地方...

  • 宿泊業の人件費転嫁と倒産リスク:ADRデータで読む持続可能性の分岐点

    指定なし

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.29

    宿泊業界はいま、構造的な矛盾に直面している。2025年の訪日外国人旅行者数は過去最高の4,268万人を記録し、宿泊需要は拡大を続ける一方で、人手不足は深刻化の一途をたどる。有効求人倍率は全産業で最も高い水準にあり、平均賃金269,500円は全産業最低である。2026年春闘では賃上げ率5.26%が実現したが、その人件費増を宿泊料金へ転嫁できる施設とできない施設の間で、経営の持続可能性に決定的な格差が...

  • 京都市宿泊税改正の影響を検証――1万円以下ホテルのADR変動を日次追跡

    京都府

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.28

    2026年3月1日、京都市の宿泊税が大幅に改正された。従来の3段階制から5段階制に移行し、宿泊料金6,000円以上20,000円未満の層では税額が200円から400円へ倍増している。年間税収は52億円から126億円に膨らむ見通しであり、観光都市・京都の宿泊コストに構造的な変化をもたらす施策といえる。それでは、この改正は実際に1万円以下のビジネスホテル・ゲストハウス層の公開価格にどのような影響を及ぼ...

  • 関西ラグジュアリーホテル需給の転換点 — DBJ推計とOTA実勢で読む2026

    日本政策投資銀行(DBJ)が2022年に発表した「2026年 関西2府4県におけるラグジュアリーホテルの需給推計」では、関西圏で約1,300室の供給不足、うち大阪府で958室の不足が示唆された。あれから約4年、大阪・関西万博が閉幕し、帝国ホテル京都(2026年3月開業、55室)、ザ・ゲートホテル大阪 by HULIC(2026年6月開業、223室)など主要新規開業が相次ぐ局面で、市場は本当に逼迫を...

  • 京都市新宿泊税1ヶ月:京都ADR前年同月比+18.6%、価格帯はハイクラスへシフト

    京都府

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.26

    2026年3月1日、京都市の新しい宿泊税が施行された。従来の上限1,000円から最大10,000円へと、最高額帯では実に10倍に跳ね上がる大幅改定である。OTA等の公開価格データを集計したところ、施行前後で京都の宿泊プラン構成は明確にハイクラスへシフトしており、市場価格は前年同月比+18.6%まで押し上げられた。一方、隣接する大阪・奈良への需要流出を示すシグナルは現時点で限定的であった。本稿では、...

  • 東急リゾーツ&ステイ、後志地域と協定締結:ニセコを核に持続可能な観光推進

    北海道

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.24

    (出典:東急リゾーツ&ステイ株式会社) 北海道後志総合振興局と東急不動産株式会社、東急リゾーツ&ステイ株式会社は、2026年4月10日付で後志地域の地域振興およびリゾート活性化に向けた包括連携協定を締結した。世界的なリゾート地として知られるニセコ観光圏を含む後志地域において、活力ある地域社会の実現とオールシーズン型リゾートエリアの推進を目的に、観光振興や地域課題への対応に関して三者が官民一体で連携...

  • 資源循環型のSDGs施策を評価、城山ホテル鹿児島が最優秀賞受賞

    鹿児島県

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.17

    (出典:城山観光株式会社) SHIROYAMA HOTEL kagoshimaは、一般社団法人日本ホテル協会が主催する「令和8年度 社会的貢献に対する会長表彰」において最優秀賞を受賞したと発表した。同ホテルは2022年度より4年連続で優秀賞を受賞しており、今回が5度目の受賞となる。継続的な取り組みが評価され、初の最優秀賞受賞に至った。

  • Agoda調査:サステナブル旅行の関心拡大、日本でも半数超が重視

    海外

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.15

    デジタル旅行プラットフォーム「Agoda(アゴダ)」を運営するAgoda Company Pte. Ltd.は、アジア8市場の旅行者1,036名を対象に実施した「2026年サステナブル・トラベル調査(Eco Deals)」の結果を公表した。

  • チェックアウト前後に7割が集中、デジタルチップは「滞在体験全体」への評価傾向

    業界トレンド

    投稿 : 2026.04.14

      (出典:faag株式会社) faag株式会社が提供する宿泊施設向けデジタルチップサービス「CoCoRo(ココロ)」に蓄積されたデータをもとに、宿泊施設におけるチップの実態に関する分析結果が公表された。CoCoRoは、宿泊施設やサービス現場における感謝の気持ちを可視化するデジタルチップサービスであり、利用者は施設内のQRコードを通じてスタッフや施設に任意の金額とメッセージを送付できる。本分析は2...