2018年12月に創業90周年を迎えた日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京では、6階に位置する和室(計12部屋)を改修し、7月4日(木)にリニューアルオープンする。
各部屋に日本の地名、名前に合わせた異なる文様や日本画
ホテル雅叙園東京の客室コンセプトは「和敬清心」。茶室のわびさびに代表される精神性や自然への思い、光の演出などを現代のスタイルでデザインに反映させている。
今回の和室リニューアルに伴い、茶席で使用される「風炉先屏風」をイメージしたヘッドボードに西陣織を張り込み伝統的な日本の文様や草花でゲストをもてなす。また、茶室へ導く露地の地固めとして植えられるヤブコウジを寝室の壁に配す。既存の和室の意匠を活かしつつもベッドを導入することでインバウンドのゲストにも対応する。
各部屋には「大和」、「出雲」、「武蔵」、「若狭」、「加賀」、「安芸」、「相模」、「駿河」、「常陸」、「陸奥」、「薩摩」、「和泉」と日本の地名が付けられており、部屋の名前に合わせた異なる文様や日本画を配置。
さらに、玄関に飾られる日本画や小物のデザインには国内の若手アーティストの作品を用いることで、日本の伝統工芸の新たな一面を発信する場としての機能も備える。
【同リニューアル概要】
完成予定:2019年7月4日(木)
施工箇所:6階 和室 12部屋 (80㎡キング6部屋 / ツイン4部屋、120㎡ キング2部屋)
出典:目黒雅叙園
【合わせて読みたい】