(出典：株式会社チョイスホテルズジャパン)
チョイスホテルズジャパンは、環境保護に向けた重要な一歩を踏み出した。同社は、「コンフォートホテル」「コンフォートイン」「コンフォートスイーツ」の全店舗において、プラスチック製消耗品の使用を大幅に削減する取り組みを進めている。これらのホテルでは、従来のプラスチック製品から環境に配慮したバイオマス原料の製品への切り替えが進行中である。具体的には、バイオマスを素材としたコームへの切り替えを実施することで、約1年間でプラスチックの年間使用量をマイナス9.57トン削減する見込みである。
また、今年の夏までには、ホテル全体で環境に配慮したアメニティへの切り替えを完了する予定である。これにより、ワンウェイ（使い捨て）プラスチック製品の使用量を大幅に削減し、持続可能な社会の実現に向けた貢献を目指す。
(出典：株式会社チョイスホテルズジャパン)
さらに、新しいアメニティへの切り替えに際して、ヘアブラシ、歯ブラシ、カミソリなどの製品が対象となっている。これらの製品は、バイオマス原料や再生プラスチックを使用することで、環境への負荷を軽減する。
(出典：株式会社チョイスホテルズジャパン)
また、チョイスホテルズジャパンは、米国チョイスホテルズインターナショナルが推進する環境イニシアチブプログラム「Room to be Green」にも積極的に参加している。このプログラムでは、エネルギー資源の保護、節水、リサイクルと廃棄物の削減などの取り組みが行われており、コンフォートブランドの9つのホテルが最も高い水準の認定を獲得している。
今後も、チョイスホテルズジャパンは、日本のホテルでも米国の取り組みやノウハウを積極的に導入し、CSR活動として環境保護に貢献していくことが期待されている。