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新宿TOKYU MILANO再開発計画、東急ホテルズの出店決定

投稿日 : 2019.08.05

東京都

新規ホテル情報

東京急行電鉄および東急レクリエーションは、2022年度の開業に向けて、新宿TOKYU MILANO跡地を中心とした敷地にて推進している歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)の新築工事に本格着工。宿泊施設の運営者として、東急ホテルズの出店が決定した。

歌舞伎町1丁目、東急電鉄創業100周年の2022年度に開業

出典:東急電鉄

同計画は、世界有数の都市観光拠点である新宿歌舞伎町エリアに、映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設、ホテルなどからなる地上48階・地下5階・塔屋1階、約225mの高層複合施設を整備するもの。

映画館は東急レクリエーションが、劇場、ライブホールなどのエンターテインメント施設は東急レクリエーション・ソニー・ミュージックエンタテインメント・東急電鉄の3社が出資するTSTエンタテイメントが運営を行う。

東急ホテルズが運営する宿泊施設は、地上100メートルを超えるルーフトップや、さらに高層階にはアートや音楽といった街の文化を織り込んだ客室などを整備し、世界のエンターテイナーから、新しい都市体験を期待するグローバルツーリストまで幅広く迎える予定。

映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント機能とホテルが連動し、日本のナイトタイムエコノミーの活性化に貢献したい考え。

建築設計は、建物外装デザイナーとして永山祐子氏を招き、久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体とともに進める。引き続き、ファサード・照明デザインなどを永山祐子氏と進め、東京・新宿・歌舞伎町のシンボルとなるような都市景観の形成をはかる。

また、同計画では、まちづくりへの貢献として、リムジンバスの乗降場整備や、西武新宿駅前通りのリニューアルなどを実施するとともに、隣接するシネシティ広場を中心とした公共空間と同施設が一体となったエリアマネジメントを「歌舞伎町タウン・マネージメント」と連携して実施し、まちの回遊とにぎわいを創出する。

都市観光の拠点整備や歌舞伎町全体へのにぎわいの波及に向けた取り組みを通して、東急電鉄創業100周年を迎える2022年度の開業に向けて、同社グループは一丸として、国際観光都市東京・新宿・歌舞伎町のさらなる魅力向上に貢献していきたいとのこと。

出典:東急電鉄

東京都新宿区・周辺ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、東京都新宿区には宿泊施設が211展開しており、客室数にして21,536室が提供されている。

新規開業予定は13施設、部屋数にして1,165室が新たに供給される見込み。

開業を予定する同施設の周辺半径1キロ圏内には宿泊施設が120、部屋数にして13,557室が提供されている。

また、同圏内には新規開業予定の宿泊施設が6、部屋数にして348室が新たに提供される見込み。

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