「パーク ハイアット 京都」(70室)が、京都市東山区に2019年10月30日(水)開業する。創業142年目を迎えリニューアルオープンする料亭「山荘 京大和」と「パークハイアット」ブランドのエレガンスと日本文化の粋を極めた京都の魅力を融合する。
「山荘 京大和」同敷地内に「パーク ハイアット 京都」開業
同ホテルは、国内のパーク ハイアットの開業としては「パーク ハイアット 東京」に次ぐ2番目、25年ぶりとなる。
本日、5月30日より、公式ウェブ サイトを立ち上げ、オンラインによる宿泊予約を開始した。
山荘 京大和ならびにパーク ハイアット京都は、京都・東山三十六峰を背に高台寺のねねの道を下り、世界遺産・清水寺へ至る二寧坂に面したロケーションにあり、敷地からは京都市街と八坂の塔を同時に眺望することができる。
ホテルは周囲の街並みや景観に合わせた低層建築で設計されており、山荘 京大和は地元京都に深く根差した建築や職人技を取り入れながら、もともとあった歴史的建築物や日本庭園などはそのまま保存・復元している。とりわけ江戸時代から続く茶室「送陽亭」は敷地内にある最も古い建造物。
京都の料亭文化を継承する「山荘 京大和」ならびに、ハイアットの中でも最上級なブランドとしてパーソナルなおもてなしを追求するラグジュアリーホテル 「パーク ハイアット 京都」が互いに共鳴・共存することで、京都の新たなおもてなしのスタイルを醸成し、京都のタイムレスな空間や体験を提供する“ヒルサイド・リトリート”を目指すという。
山荘 京大和 女将、阪口順子氏は以下のコメントを寄せた。
「この度、『山荘 京大和』は、2017年1月より進めてまいりました、お茶室を含む7部屋の保護建造物の耐震・補修工事を無事完成し、新たに開業する運びとなりました。敷地内には、国内2つ目のパーク ハイアットブランドとなるパーク ハイアット京都をお迎え致します。 明治10 年(1877年)の創業以来、一歩ずつ積み重ねて参りました歴史を、今後は世界のラグジュアリーホテルブランドである「パーク ハイアット 」とコラボレーションすることにより、お客様に新たなおもてなしを提案してまいります。」
パーク ハイアット 京都 総支配人、マーク・デ・リューヴァーク氏は以下の通り述べた。
「パーク ハイアット 京都は京都東山の麓に位置し、歴史ある周辺地域の景観と調和する、お客様に時が止まったかのような静謐な 空間を提供するラグジュアリーなゲストハウスです。今秋10月30日の開業に先立ち、本日より宿泊予約を開始いたしましたことを嬉しく思います。京都の美しさと精神性を凝縮したような立地にふさわしい内装を施した客室で、客室数が70という規模だからこそ実現可能な、お客様一人一人のご期待とご要望に合わせたパーソナルでカスタマイズされたサービスをご提供し、思い出に残る 旅の空間と体験をお楽しみいただけますよう心がけてまいります。」
【 パーク ハイアット 京都 概要 】
所在地:京都府京都市東山区高台寺桝屋町360
アクセス:京都駅より2.5km、タクシーで約15分
客室数:70室
料飲施設:鉄板料理<シグネチャーレストラン>、バー、カフェ、ティーラウンジ
会議宴会施設:バンケットルーム 多目的型スペース、オープンキッチンおよびホワイエつき<200㎡>
ウェルネス施設:トリートメントルーム、フィットネス施設、スパ施設
京都市東山区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、京都市東山区には宿泊施設が548、部屋数にして5,072室が提供されている。新規開業予定は6施設、部屋数にして401室が新たに供給される見込み。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
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