三井不動産と三井不動産ホテルマネジメントは、新国立競技場に近い東京都新宿区霞ヶ丘町における「(仮称)神宮外苑ホテル計画」の事業概要を決定。2019年秋に「三井ガーデンホテルズ」のプレミアクラスの施設(客室数:約360室(予定))として、開業を予定する。
「(仮称)神宮外苑ホテル計画」新国立競技場至近
同ホテルの計画地は、都営大江戸線「国立競技場」駅から徒歩1分、JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅から徒歩5分、同「信濃町」駅から徒歩6分という交通利便性に優れた立地。
周辺には、現在建設中の新国立競技場(同計画地より徒歩1分・2019年11月末完成予定)や東京体育館等のスポーツ施設が複数あり、さらに聖徳記念絵画館や青山通りから続くいちょう並木、新宿御苑にも近く、歴史や文化、自然を満喫できる貴重なエリアに位置している。
同ホテルは、スポーツ観戦をはじめ、国内外からの観光・レジャーで滞在する顧客のニーズに応えるホテルとして、快適で上質な空間とサービスを提供していく所存。
三井不動産ホテルマネジメントは、現在、アッパーミドルクラスの宿泊主体型ホテルである「三井ガーデンホテルズ」と、ハイクラスの宿泊主体型ホテルである「ザ・セレスティンホテルズ」を全国で計25施設6,545室運営。
三井不動産グループは、今後も首都圏や全国の主要都市において積極的に新規展開を行っていく予定。
【同計画概要】
所在地 | 東京都新宿区霞ヶ丘町5番1,13,14,15(地番) |
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敷地面積 | 4,330.00m2(1,309.82坪) |
延床面積 | 15,877.54m2(4,802.95坪) |
構造規模 | 鉄骨造・鉄筋コンクリート造、地上13階 |
客室数 | 約360室(予定) |
設計 | 株式会社日建設計、清水建設株式会社 |
施工 | 清水建設株式会社 |
開業 | 2019年秋(予定) |
出典:三井不動産
暗闇のソーシャル・エンタメ「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」
また、同ホテル建物内のテナント区画には、「暗闇のソーシャル・エンターテイメント」として、ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DIALOG-IN-THE-DARK)が出店を予定。同ホテルの建物内に、世界的にも著名で魅力的なコンテンツを迎え入れることにより、これまでにない滞在体験を提供する。
参加者は完全に光を遮断した空間の中へグループを組んで入り、普段から視覚を使っていない視覚障害者の案内のもと、様々なシーンを体験。その過程で楽しみながら様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、多様性を受け入れ、コミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出す体験をする。
これまで世界41カ国以上で開催され、800万人を超える人々が体験。日本では、1999年11月の初開催以降、東京と大阪を中心に、21万人以上が体験している。
東京都新宿区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、新宿区には宿泊施設が155、部屋数にして18,552が提供されている。
新規開業予定は17施設確認され、部屋数にして2,771の増加を見込んでいる。
開業する同ホテルの周辺には、最大の激戦地域である新宿駅周辺とは異なり、大規模な宿泊施設が展開しておらず、新規開業も予定されていないことから、競争上も良い立地と言えそうだ。
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