ANAは、2019年9月1日(日)より、日本のエアラインとして初めて成田からオーストラリア南西部のパースへ新規就航。パースは、ANAとしてオセアニアにおいてはシドニーに次ぐ2番目、世界では45番目の就航都市となる。
季節が逆で年間で双方向のレジャー需要を期待
ANAは、2018-2022年度ANAグループ中期経営戦略に基づき、未就航エリアへの路線拡大を図り、国際線事業を柱に成長戦略を遂行。
これまでは日本からパースに渡航するにはアジアの都市を経由する必要があったが、唯一の直行便就航により、日本からオーストラリア西部への渡航が格段に便利になる。
鉱物資源・天然資源をはじめとした主力産業によるビジネス需要に加えて、近年ますます増加する訪日需要を取り込んでいく。
パースは歴史ある建物と近代的な建物、緑豊かな自然が見事に調和したオーストラリア西部最大の都市で「世界で最も美しい街」と言われており、豊富な観光資源にも恵まれている。
また、日本とパースでは季節が逆となるため、日本からの顧客には、夏場の避暑地ないしは冬場のビーチリゾートとしてパースを満喫してもらう一方、オーストラリアからの顧客には、夏場に日本のウィンターリゾートを楽しんでもらうなど、年間を通じて双方向の安定したレジャー需要が期待できるマーケット。
TPPやRCEP(東アジア地域包括的経済連携)等の経済連携強化により、アジア太平洋地域におけるヒト・モノの流動がより一層拡大していくことが期待されている。
ANAは新規路線開設により日本・オーストラリア両国間の交流拡大に貢献していきたい考え。
また、オーストラリア政府観光局は、ANAが本日12月26日に発表した成田-パース線新規就航のニュースを歓迎し、日本マーケットにおける更なるオーストラリアへの観光促進を図っていく方針を示した。
出典:ANA
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