ecboとJR東日本グループは、2019年3月2日(土)より、ジェイアール東日本物流が運営するJR上野駅の手荷物預かり所にecbo cloakを導入し、荷物預かりサービスの提供を開始する。
多言語・事前予約対応でインバウンド客の利便性向上を図る
出典:ecbo
上野は日本で2番目に観光目的の訪日外国人の利用が多い成田空港からのアクセスも良く、近年観光地としての人気も高く、これに伴いJR上野駅の利用者も訪日外国人をはじめ増加傾向にある。
ecbo cloakにおいても、上野は他エリアと比べて外国人の利用割合が約20%以上多いエリア。なかでも台湾をはじめとするアジア圏の利用者は外国人利用率の約8割を占めており昨年から大幅に増加している。
上野を中心に需要の多いエリアでは、サービス導入店舗を重点的に増やしてきたが、まだまだ需要に対する供給が足りていなかった。
JR上野駅でも、駅の利用者増加に伴い、駅構内に独自の手荷物預かり所を設置するなどの対策をしてきたが、外国語での対応に苦慮する場面も出ていた。
この度「多言語対応」しているecbo cloakを導入することにより、今後、東京オリンピック・パラリンピックに向け、引き続き増加の見込まれる訪日客にも安心して利用してもらえるようになる。また、事前予約による現地での不安解消や、手続きの簡略化による混雑緩和も期待しているという。
ecboでは、2017年11月よりJR東日本の東京駅構内4箇所、2018年12月より池袋駅構内1箇所と品川駅構内2箇所にて荷物預かりサービスecbo cloakを導入し、「多言語対応」「事前予約で並ばずに預け入れ可能」「複数日預かり可能」といった特徴により、利用客の利便性の向上を図ってきた。
同社は今後も、需要の高い駅を中心にサービスをさらに拡大することで、手ぶら観光の推進を図る考えだ。
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