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エリア・施設分析

  • 鹿児島10月の掲載価格+15.3%・霧島-5.2% — 新幹線全線復旧後の九州、宿泊はどこが上がったか

    九州新幹線は2026年9月18日の始発から熊本〜新水俣間の運転を再開し、令和8年熊本地震による運休はおよそ50日ぶりに解消した。鹿児島中央駅は8月7日の新水俣以南の再開で先に動き出していたが、本州と直通する経路がつながったのは9月18日である。その直後に迎える2026年10月は、鹿児島にとって「全線復旧後の最初のフル営業月」にあたり、同時に宿泊キャンペーンと秋の行楽期が重なる月でもある。 本稿では...

  • お丸山ホテル(喜連川温泉)は19室で営業中|推定ADR前年比+16%・さくら市の供給実測

    栃木県

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.09.22

    栃木県さくら市喜連川の高台に建つ「お丸山ホテル」は、旧「ホテルニューさくら」を株式会社住地(セブンハンドレッドのグループ会社)が取得し、露天風呂とサウナを新設したうえで2021年4月28日にリニューアル開業した全19室の温泉旅館である。2026年9月時点で営業を継続しており、公式サイト上でも喜連川温泉の提供と宿泊予約の受付が確認できる。 本稿は、この19室という小規模ストックが、さくら市および喜連...

  • 神奈川県ホテルの推定成約ADR、2026年8月はシティ−3.3%・ビジネス−4.8% — 二桁YoYが一巡した後の価格設計

    神奈川県のシティホテルの推定成約ADRは、2026年8月の確定値で¥14,700(N=42施設・前年同月比 −3.3%)。2026年1〜6月は前年同月比が+13〜+36%と二桁プラスで推移していたが、7月に+3.9%(¥15,000・N=42施設)へ急減速し、8月にマイナス圏へ入った。ビジネスホテルはさらに早く、6月に−1.7%、7月−0.9%、8月−4.8%(¥9,300・N=210施設)と3か...

  • 埼玉のビジネスホテル、8月は土曜87.9%・日曜73.8% — 日曜の14pt谷をどう埋めるか

    埼玉県のビジネスホテルの2026年8月を曜日別に切り分けると、月平均の推定OCC 82.7%に対して土曜は87.9%、日曜は73.8%。その差は14.1ポイントで、日曜1泊あたりの掲載残室は土曜の約2.2倍(平均約1,500室 対 約692室)に膨らんでいた。月平均だけを見ていると「8割超で回っている月」に見えるが、実際には週に1日、確実に埋まらない日が繰り返し発生している。本記事では8月の日次デ...

  • 沖縄のリゾート・シティ・ビジネス3業態比較 — 推定成約ADRの季節形状と10月連休のブッキングカーブ

    沖縄県の宿泊市場を「リゾート」「シティ」「ビジネス」の3業態に分けて見ると、価格水準・季節形状・予約の積み上がり方のいずれもが別物であることが分かる。2026年8月の確定ベースの推定成約ADRは、リゾートが¥22,300(N=282施設・前年同月比+3.1%)、シティが¥20,700(N=15施設・同−0.2%)、ビジネスが¥9,700(N=196施設・同+3.3%)。一方で10月の3連休(10/...

  • 千葉県の食事プレミアム分析2026 — 朝食+10.3%・2食付+29.1%、同一ホテル内ペア比較で見る「段差」の作り方

    千葉県のホテルで、同一ホテル内の素泊まりプランと朝食付プランの差額を突き合わせると、2026年9月宿泊分の朝食プレミアムは県全体で+10.3%(差額 約¥2,400・N=122施設)だった。セグメント別ではシティホテル+11.9%(N=35施設)、ビジネスホテル+11.0%(N=53施設)、リゾートホテル+8.8%(N=17施設)。さらに朝食付から2食付(朝夕)への段差はシティホテル+32.0%(...

  • 熊本のホテル、キャンセル19万人泊の後|黒川温泉・阿蘇の回復を日次46日で測る

    令和8年熊本地震の発生から、本稿の集計時点(2026年9月12日)で46日が経過した。熊本県が公表した宿泊キャンセルは約19万人泊・約27億円(暫定値)にのぼる。重要なのは「いくら減ったか」ではなく、そこから何日で、どこが戻ったのかである。本稿では宿泊在庫の日次データを使い、九州の対照4県との差で季節要因を差し引いたうえで、熊本県内の地域ごとの回復カーブを測定する。

  • 福岡のADRはシティ+6.2%・ビジネス+2.2%へ分岐 — 推定成約ADRのYoYで読む2026年1〜8月確定値

    福岡県の2026年8月の推定成約ADR(確定値)は、シティホテルが18,479円(N=41施設)で前年同月比+6.2%、ビジネスホテルが10,837円(N=341施設)で+2.2%。直前の7月はシティ+3.1%・ビジネス+3.6%とほぼ並んでいたため、8月確定で単価の伸びの主役が入れ替わった格好になる。1〜8月の平均で見ればシティ+9.2%・ビジネス+8.9%とほぼ同じ伸び幅だが、その中身は「年前...

  • 兵庫のビジネスホテル、木曜90.8%・金曜85.0% — 平日と土曜の間に沈む金曜をどう埋めるか

    兵庫県のビジネスホテルの推定OCC(OTA掲載在庫ベース)を2026年6〜8月の日次で曜日別に集計すると、最も高い木曜が90.8%、最も低い日曜が80.0%で、その差は10.8ptあった。注目すべきは、火・水・木・土の4日が88.9〜90.8%の「高原」を形成する一方で、その間に挟まれた金曜が85.0%にとどまり、木曜比−5.8pt・土曜比−5.3ptの谷になっていることだ。金曜は一般に「週末の入...

  • 鹿児島のビジネスホテル、朝食付+14.9%(N=56)— シティとの差から値付けを考える

    鹿児島県のホテルで、同じ施設が売っている素泊まりプランと朝食付プランの差を比べると、2026年9月時点でビジネスホテルは+14.9%(ペア比較対象56施設)、シティホテルは−1.1%(同12施設)、リゾートホテルは+10.0%(同21施設)だった。同じ県内の同じ月でありながら、朝食という一点の段差の付け方が業態でまったく違う。さらに夕食まで含めた2食付と朝食付の差は、ビジネス+27.0%(同23施...