アパグループは、「博多」駅周辺エリアにホテル開発用地を取得した。JR各線、新幹線、地下鉄空港線などが乗り入れる「博多」駅から徒歩9分、地下鉄空港線「祇園」駅より徒歩1分の駅前立地となり、アパホテル〈博多祇園駅前〉として、2021年10月の開業を予定する。
福岡市内全10棟・2,301室へ、ドミナント戦略加速
アパグループでは現在、ドミナント戦略により西の玄関口の福岡、とりわけ交通の要所となる「博多」駅周辺エリアを重点エリアとして位置付け、用地取得を積極的に進めており、同計画は駅周辺エリアで6棟目、市内では10棟目のホテル開発計画となる。
同案件地は、駅西側エリア(博多口(天神方面))に位置し、「キャナルシティ博多」へ徒歩圏内であることや、地下鉄七隈線の延伸による2022年度開業予定の新駅予定地からも近く、「天神エリア」へも好アクセスとなることや、周辺エリアの発展が見込まれることなどから取得に至った。
今後も、ホテル運営・人員効率の向上を踏まえたドミナント戦略により、「博多」駅前を重点エリアと位置付け、積極的に用地を取得していくという。
出典:アパホテル
なお、同グループは福岡市内において、同計画を含む8棟・2,006室のアパホテルを建築・設計中であり、現在運営中のアパホテル〈福岡渡辺通駅前〉EXCELLENT(全186室・福岡市中央区)、アパホテル〈博多駅前〉(全109室・博多区)を合わせると、福岡市内のアパホテル展開数は全10棟・2,301室(建築・設計中を含む)となる。
また、福岡県内では、アパホテル〈福岡行橋駅前〉(全74室・行橋市・2006年12月1日開業)、アパホテル〈小倉駅前〉(全224室・北九州市・2014年2月28日開業)を運営しており、建築・設計中を含めた福岡県内のアパホテル展開数は全12棟・2,599室となる。
出典:アパホテル
福岡市博多区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、福岡市博多区には宿泊施設が304、部屋数にして23,576室が提供されている。
新規開業予定は15施設、部屋数にして2,330室が新たに供給される見込み。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
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