ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > 新規ホテル情報 > アパホテル〈博多駅北〉2021年4月開業

アパホテル〈博多駅北〉2021年4月開業

投稿日 : 2019.08.05

福岡県

新規ホテル情報

アパグループは本日2019年8月5日、「博多」駅周辺エリアにホテル開発用地を取得したことを発表した。同案件は同グループにとって「博多」駅前エリアで6棟目、福岡市内で9棟目の開発計画となる。

ドミナント戦略、交通の要所「博多」駅前を重点エリアに

同案件地は、「博多」駅の西側エリア(博多口(天神方面))に位置し、JR各線、新幹線、地下鉄空港線などが乗り入れる「博多」駅から徒歩5分、地下鉄空港線「祇園」駅より徒歩3分の立地となり、アパホテル〈博多駅北〉として、2021年4月の開業を予定。

出典:アパホテル

福岡市内は、外国人入国者数が7年連続で過去更新(2019年度版福岡市観光統計参照)するなど、全国的に見てもインバウンド増加等による宿泊需要が高まっている。

また、現在運営中のアパホテル〈福岡渡辺通駅前〉EXCELLENT(全186室・中央区・2003年6月1日開業)、アパホテル〈博多駅前〉(全109室・博多区・2006年12月1日開業)が高稼働であることなどから、更なる拡大展開を図るべくホテル用地の取得検討を積極的に進めており、本案件地は、地下鉄七隈線の延伸による2022年度開業予定の新駅予定地からも近く、「キャナルシティ博多」や「天神エリア」へも好アクセスとなることや、周辺エリアの発展が見込まれることから取得に至ったという。

同社は今後も、ホテル運営・人員効率の向上を踏まえたドミナント戦略により、交通の要所となる「博多」駅前を重点エリアと位置付け、積極的に用地を取得していく方針。

同案件地は「博多」駅前エリアで6棟目、福岡市内で9棟目の開発計画となる。

同社は現在、「博多」駅前エリアにおいて6棟・1,521室を建築・設計中であり、福岡市内では、現在建築中のアパホテル〈博多東比恵駅前〉(全206室・博多区・2020年2月開業予定)、アパホテル〈福岡天神西〉(全268室・中央区・2020年5月開業予定)の2棟を含め、全10棟・2,290室(建築・設計中を含む)のアパホテル展開数となる。

出典:アパホテル

さらに、福岡県内では、アパホテル〈福岡行橋駅前〉(全74室・行橋市・2006年12月1日開業)、アパホテル〈小倉駅前〉(全224室・北九州市・2014年2月28日開業)を運営しており、建築・設計中を含めた福岡県内のアパホテル展開数は全12棟・2,588室となる。

福岡市博多区ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、博多区には宿泊施設が272、部屋数にして22,970室が提供されている。

新規開業予定は14施設、部屋数にして2,056室が新たに供給される見込み。

客室数トップ20は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

現在のところ、アパグループは中規模施設のみ営業しているためランクインはしていないが、今後上記の通り大規模施設を含めて次々開業することからランキングが大きく変動する見込み。

【合わせて読みたい】

福岡県ホテル展開状況(2019年7月現在)

アパホテル〈博多駅西〉2020年12月開業、博多駅前集中展開

アパグループ「博多」駅前エリアで新ホテル2棟の開発決定

2018年福岡市ホテル開業ラッシュと訪日韓国人

関連記事