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ホテル浦島は営業中、新しいのは日昇館|4館の違いと料金(1室2名・税込)2026年11月

投稿日 : 2026.11.03

和歌山県

ライフスタイル

ホテル浦島は営業中、新しいのは日昇館|4館の違いと料金(1室2名・税込)2026年11月

「ホテル浦島はいま泊まれる?」「どの館が新しい?」「いくらかかる?」——那智勝浦のこの宿を調べると、2026年に入ってから改装のニュースが多く、営業状況が気になる人が多い。結論から書くと、ホテル浦島は営業中で、11月・12月ともほぼ毎日予約を受け付けている。4館(山上館・日昇館・なぎさ館・本館)すべてで宿泊プランが販売されており、いちばん新しいのは2026年8月1日に客室とレストランを一新して再開した日昇館だ。

料金は、OTA掲載価格(1室2名・税込、2026年11月1日時点)で見ると、素泊まり・洋室ツイン(眺望なし)なら1室17,380円から、日ごとの最安値の中央値は1室29,700円。素泊まりから2食付きまで全プランを平均すると1室およそ6.3万円(2名分、1人あたり約3.1万円)になる。以下、営業状況・4館の違い・料金の読み方・アクセスの順に、予約前に知っておきたいことだけをまとめる。

Key Takeaways
  • — 営業中。2026年11月2日〜12月31日のうちデータを取得できた57日すべてで、2名で泊まれるプランがいずれかのOTAで販売中(2026年11月1日時点。OTA1社では11月21日と12月31日が満室表示)
  • — いちばん新しいのは2026年8月1日に再開した日昇館。モダン和室・和洋スイートとライブキッチン「Chef’s Live Kitchen URASHIMA」
  • — 料金(OTA掲載価格・1室2名・税込)は最安17,380円〜、日別最安の中央値29,700円。全プラン平均は1室およそ6.3万円
  • — 4館の選び分けは、眺めなら山上館、新しさなら日昇館、家族連れならなぎさ館、忘帰洞の近さと料金なら本館
  • — 電車ならJR紀伊勝浦駅から徒歩約6分の観光桟橋で送迎船に乗る。車は無料の専用駐車場からシャトルバス

いま泊まれる?——営業中、11〜12月はほぼ毎日販売在庫がある

ホテルバンク編集部がOTAの公開在庫を確認したところ、2026年11月2日から12月31日までのうちデータを取得できた57日(12月15〜17日は未取得、2026年11月1日時点)のすべてで、2名で泊まれるプランがいずれかのOTAで販売中だった。OTA1社では11月21日と12月31日の2名利用が満室表示になっている。公式サイトでも山上館・日昇館・なぎさ館・本館それぞれの名前を冠した宿泊プラン(創業70周年キャンペーン、年末年始、早割45、素泊まり、朝食付きなど)が並んでおり、4館とも宿泊を受け付けている。公式サイトの「休館日」のお知らせは2026年6〜7月分が最新で、11〜12月に全館休業の告知は出ていない(2026年11月1日時点)。

温泉も通常営業だ。公式サイトの温泉ページには、大洞窟温泉「忘帰洞」(本館、5:00〜10:00/13:00〜23:00、午前と午後で男女入れ替え)、天然洞窟温泉「玄武洞」(日昇館、5:00〜12:00/16:00〜23:00)をはじめ、滝の湯・ハマユウの湯(本館)、磯の湯(日昇館)、遙峰の湯(山上館)の営業時間が掲載されている。玄武洞は日昇館の改装にあわせて2026年4〜7月に休止していたが、日昇館の再開とともに入れるようになった。

どの館が新しい?——2026年8月1日に再開した日昇館

ホテル浦島は2023年12月に日本共創プラットフォーム(JPiX)が創業家から全株式を取得し、2026年12月の開業70周年に向けて約40億円を複数年かけて投じる改装を進めている(トラベルボイス 2026年8月28日取材記事、公式プレスリリース 2026年7月8日)。その第1弾として2026年8月1日に再開したのが日昇館で、公式サイトによると次の点が新しくなった。

  • 新客室:「WABI SABI」をコンセプトに、畳とベッドを組み合わせた「モダン和室」(42〜65㎡、3〜5名定員)と「和洋スイートルーム」(110㎡)。客室一覧では【2026年8月リニューアル】の表記で見分けられる。
  • 新レストラン「Chef’s Live Kitchen URASHIMA」(日昇館2階):職人が目の前で握る勝浦産生マグロ、低温調理ステーキ、茹で上げパスタなどのライブキッチン形式バイキング。夕食は90分制・飲み放題付きで、毎日マグロの解体ショー(18:00〜18:30/19:30〜20:00)がある。
  • 本館ロビー「ICHIGO ICHIE」(2026年3月21日):自動チェックイン・チェックアウト機とセルフ式ロッカールームを備え、7月20日には「ブルーラウンジ」も新設。
  • 「うみのトンネル」(2026年8月1日):本館・日昇館・なぎさ館を結ぶ約90mの連絡通路を海中をイメージした回遊空間に改め、地元の梅酒・日本酒を飲み比べる「海中スタンドバー」と土産店「うらしまセレクト」を配置。

山上館のレストランも2026年6月に「Innovative Cuisine」(和・仏・伊・オリエンタルを合わせたハーフビュッフェ)として一新され、なぎさ館の「和DINING 祭」は昭和の祭りをテーマにしたバイキング会場になっている。運営会社は今後「山上館をさらに高付加価値化する」としているが(トラベルボイス)、山上館・なぎさ館・本館の客室改装の具体的な時期は公表されていない(2026年11月1日時点)。予約時点の最新情報は公式サイトの「新着情報」で確認するとよい。この40億円が1室あたりいくらに相当し、那智勝浦の宿泊単価と見合う投資なのかは、ホテル浦島の40億円改装は1室1,096万円 — 那智勝浦の推定成約1.29万円と再生投資の採算が事業者側の視点から読み解いている。

4館はどう違う?——眺め・近い湯・夕食会場で選ぶ

4館は岬の斜面に分かれて建ち、眺めと近い温泉、夕食会場がそれぞれ違う。公式サイトの客室・施設案内を基に整理すると次の通り。

ホテル浦島 4館の違い(公式サイトの客室・施設案内より)
館 位置・眺め 館内の湯 夕食会場 主な客室(公式)
山上館 海抜80mの山頂。日の出・日の入りの両方が望める。公式が「最もランクが高い建物」と案内 遙峰の湯 Innovative Cuisine(ハーフビュッフェ) スタンダード和室40〜59㎡、和洋室60〜90㎡、露天風呂付スイート102㎡、貴賓室239㎡
日昇館 太平洋側。客室から水平線。2026年8月に客室・レストランを一新 玄武洞・磯の湯 Chef’s Live Kitchen URASHIMA(ライブキッチン) モダン和室42〜65㎡、和洋スイート110㎡、和室42〜51㎡
なぎさ館 勝浦の町と勝浦湾側。ゲームコーナーが近く家族連れ向き (連絡通路で本館・日昇館の湯へ) 和DINING 祭(屋台料理バイキング) 和室42〜51㎡、洋室39㎡
本館 勝浦湾を望む。忘帰洞と売店に近く、公式が「リーズナブルなお部屋」と案内。ロビーは2026年3月改装 忘帰洞・滝の湯・ハマユウの湯 日昇館またはなぎさ館の会場を利用するプランが中心 和室34〜46㎡、洋室34㎡

本館・日昇館・なぎさ館は連絡通路でつながり、山上館へは本館から高低差77mのエスカレーター「スペースウォーカー」(所要5分45秒、階段換算428段)で上がる。眺めを最優先するなら山上館、新しい客室とライブキッチンを体験したいなら日昇館、子ども連れでにぎやかに過ごすならなぎさ館、忘帰洞に近く料金を抑えたいなら本館、という選び分けが分かりやすい。口コミの傾向や宿泊済みシーズンの料金推移は、yadolistのホテル浦島の記事が詳しい。

いくらかかる?——1室2名・税込の掲載価格(2026年11〜12月)

ホテルバンク編集部がOTA掲載価格(1室2名利用・税込)を2026年11月1日〜12月31日の58日分集計した結果が下表だ。「最安」は各日のいちばん安いプラン(素泊まり・洋室ツイン眺望なしが中心)、「全プラン平均」は素泊まりから2食付きまで全プランの平均で、広い部屋や山上館のプランも入るため水準が高くなる。いずれも1室2名の合計額であり、1名料金ではない。


ホテル浦島の掲載価格(1室2名・税込、2026年11月1日〜12月31日の宿泊日、N=58日、2026年11月1日時点)
指標(1室2名・税込) 11〜12月全体 11月 12月 土曜泊
日別最安の中央値 29,700円 29,700円 17,600円 33,000円
日別最安の平均 26,810円 期間最安 17,380円(12月7日・8日)/期間最高 53,900円(12月31日)
全プラン平均の中央値 62,704円 63,419円 58,100円 69,269円
全プラン平均の平均 63,654円 最も低い日 46,614円(12月9日)/最も高い日 110,729円(12月31日)

出典:ホテルバンク編集部調べ(OTA掲載価格、2026年11月1日時点、N=58日)。掲載価格は日々変動し、予約時の表示額と異なることがある。

読み方は3つ。第一に、素泊まりで温泉だけを目的にするなら、1室2名で3万円前後が目安で、12月は平日を中心に、一部のOTAに出ている日昇館の洋室ツイン(眺望なし)が1室1.7万円台の日が多い。公式の素泊まりプランでは、本館の居酒屋・ラーメン・フードホール・コンビニを使って食事を組める。第二に、2食付きで泊まる場合は館と部屋タイプで幅が大きい。全プラン平均が1室6万円台ということは、山上館のスイートや露天風呂付客室も含めた水準なので、標準的な和室の2食付きはこれより下に来る。公式サイトの空室検索で館を指定して比べるのが早い。第三に、12月は年末を除くと11月より安い。日別最安の中央値は11月29,700円に対して12月17,600円、全プラン平均の中央値も約5,000円下がる。一方で土曜泊は平日より約3,300〜7,700円高く、12月31日が期間中の最高値になる。那智勝浦を含む熊野側と白浜側で宿泊料金の水準がどう違うかは、和歌山の宿泊料金2026秋、熊野側が白浜を上回るが地域別に比較している。

口コミの裏付けも添えておく。公開口コミの累計評価は総合4.21(N=29,580件、2026年11月1日時点)で、カテゴリ別(直近24か月)では「バスルーム」4.70(N=2,019件)と「立地」4.25(N=1,098件)が高い。洞窟温泉と岬の海沿い立地が、この宿の評価の中心にあることが数字からも読み取れる(ホテルバンク編集部調べ)。

行き方と冬の楽しみ——送迎船と那智勝浦の生マグロ

電車の場合:JR紀伊勝浦駅から勝浦港の観光桟橋まで徒歩約6分、桟橋から送迎船でホテルに入る。公式の時刻表では、午前は7:30発から10:20発まで、午後は15:10発以降18:40の最終便まで、おおむね15分間隔で随時運航している。送迎船の運航時間外は、ホテル玄関前と観光桟橋を結ぶマイクロバスが10〜14時台と18:40〜21:40に20分間隔で走る。送迎船は2026年5月7日〜7月24日に点検で運休していたが、現在は運航に戻っている(公式サイト、2026年11月1日時点)。

車の場合:専用駐車場(和歌山県那智勝浦町天満441、無料)に停め、シャトルバスでホテルへ向かう。駐車場からのバスは到着次第随時運行で、送迎船の運航時間帯(15:10以降)は観光桟橋を経由するので、途中で降りて船に乗り換えることもできる。駐車場の利用は19:30までなので、夕食に合わせて早めに着く行程が組みやすい。

冬の那智勝浦:那智勝浦町は生マグロの水揚げで知られ、日昇館の夕食会場では毎日2回マグロの解体ショーがある。朝の勝浦漁港の競りや、那智の滝・熊野那智大社と組み合わせると、1泊2日でも紀伊半島南端らしい旅程になる。熊野古道を歩く行程と組み合わせるなら、沿道の宿の軒数と客室数を実測した熊野古道の宿は3km圏89軒2,958室も参考になる。チェックインは15:00、チェックアウトは10:00。夕食・朝食とも館内レストランで、館内は浴衣とスリッパで移動できる。

詳しく探すなら

具体的な宿の比較は、こちらの記事が詳しい。

ホテル浦島、口コミで多いのは温泉と料理 4館の選び方と料金(yadolist)

ホテル浦島の口コミで温泉・お風呂に触れた割合、2026年4〜9月に実際に宿泊された月・曜日別の掲載料金、日帰り入浴の料金と忘帰洞・玄武洞の清掃時間までを整理。同じ勝浦の湯で雰囲気が異なる「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」(送迎船で渡る島の宿)と「休暇村 南紀勝浦」(宇久井の高台、太平洋を望む岩風呂)も掲載価格付きで並べている。

洞窟の湯を持つ宿 3軒 — 岩盤を穿ち、地中に浴室を掘るという温泉建築の別解(wabistay)

ホテル浦島の「忘帰洞」(間口25m・奥行50m・高さ15mの天然海食洞)を、鹿児島・霧島の「妙見石原荘」、大分・九重の「壁湯温泉 福元屋」と並べて、洞窟に湯を据えるという温泉建築の視点から読み解く。忘帰洞と玄武洞の2つを比べて入れる宿としての位置づけが分かる。

よくある質問

Q. ホテル浦島はいま営業していますか?

A. 営業中だ。2026年11月1日時点で、11月2日〜12月31日のうちデータを取得できた57日すべてで、2名で泊まれるプランがいずれかのOTAで販売中だった(OTA1社では11月21日と12月31日が満室表示)。山上館・日昇館・なぎさ館・本館の4館とも宿泊プランが販売されている。

Q. ホテル浦島でいちばん新しい館はどこですか?

A. 2026年8月1日に客室とレストランを一新して再開した日昇館だ。畳とベッドを組み合わせた「モダン和室」(42〜65㎡)と「和洋スイートルーム」(110㎡)、ライブキッチン形式のレストラン「Chef’s Live Kitchen URASHIMA」が新しくなった。

Q. ホテル浦島の料金はいくらですか?

A. OTA掲載価格(1室2名・税込、2026年11月1日時点)で、各日の最安プランは17,380円から、日別最安の中央値は29,700円。素泊まりから2食付きまで全プランを平均すると1室およそ6.3万円になる。いずれも1室2名の合計額で、1名料金ではない。

Q. 忘帰洞と玄武洞にはいま入れますか?

A. 入れる。公式サイトでは忘帰洞(本館)が5:00〜10:00/13:00〜23:00、玄武洞(日昇館)が5:00〜12:00/16:00〜23:00の営業。玄武洞は2026年4〜7月に休止していたが、日昇館の再開とともに再開した。

Q. 4館のうちどの館を選べばよいですか?

A. 眺めを優先するなら海抜80mの山上館、新しい客室とライブキッチンなら日昇館、子ども連れならゲームコーナーに近いなぎさ館、忘帰洞に近く料金を抑えたいなら本館が目安。山上館へは本館からエスカレーター「スペースウォーカー」で上がる。

Q. ホテル浦島へはどうやって行きますか?

A. 電車ならJR紀伊勝浦駅から徒歩約6分の勝浦港観光桟橋で送迎船に乗る。送迎船の運航時間外はマイクロバスが走る。車の場合は那智勝浦町天満の専用駐車場(無料)に停め、シャトルバスでホテルへ向かう。

集計方法と出典

■ データソース

ホテルバンク編集部が集計している国内主要OTAの公開掲載価格と公開在庫(販売可能室数)、公開口コミの累計評価。館・温泉・送迎船・改装の内容は、ホテル浦島公式サイト、浦島観光ホテルのプレスリリース(2026年7月8日)、トラベルボイスの取材記事(2026年8月28日)による。

■ 試算前提

料金は2名で1室に泊まるときの部屋全体の1泊料金(税込)。「最安」は宿泊日ごとの最も安いプラン、「全プラン平均」は素泊まりから2食付きまで全プランの平均で、2026年11月1日〜12月31日の宿泊日(N=58日)について2026年11月1日時点の掲載値を集計した。

■ 限界・留意点

掲載価格は日々変わり、予約時の表示額や実際の支払額と一致しないことがある。12月15〜17日は在庫データを取得できていない。山上館・なぎさ館・本館の客室改装の時期は2026年11月1日時点で公表されておらず、本文では推測で書いていない。

  • 掲載価格:ホテルバンク編集部調べ。OTAに公開されている1室2名利用・税込の掲載価格を、2026年11月1日〜12月31日の宿泊日について集計(N=58日、2026年11月1日時点)。「最安」は各日の最も安いプラン、「全プラン平均」は素泊まりから2食付きまで全プランの平均。
  • 営業状況・在庫:同期間のOTA公開在庫(販売可能室数)と、ホテル浦島公式サイトの宿泊プラン一覧・新着情報(2026年11月1日時点)。
  • 館・温泉・アクセス:ホテル浦島公式サイト(客室・温泉・館内施設・アクセス・リニューアル特設ページ、2026年11月1日閲覧)。
  • 改装計画:浦島観光ホテル プレスリリース(2026年7月8日)、トラベルボイス「昭和を代表する大型温泉ホテルはどう変わるのか?『ホテル浦島』が40億円投資で大規模改装」(2026年8月28日)。
  • 口コミ評価:公開口コミの累計(総合N=29,580件、カテゴリ別は記載のN、2026年11月1日時点)。ホテルバンク編集部調べ。

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