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  • 【取材】一軒のペンションから唯一無二へ、白馬樅の木ホテルの50年

    長野県

    取材

    投稿 : 2026.08.10

    1976年、長野県白馬村の和田野の森に一軒のペンションとして誕生した白馬樅の木ホテルが、創業50周年を迎えた。 1993年のホテル開業、長野オリンピック後の景気低迷やスキー人口の減少を経て、早くから海外市場に目を向け、現在では国内外の個人旅行者を迎えるリゾートへと成長している。近年はグランピングや企業向けオフサイトミーティング、ジビエや自社栽培米を生かした食体験、ヘリコプター遊覧など、宿泊の枠を超...

  • OTA等に出しているのは総客室の何割か — 12,941施設で測る在庫配分率

    指定なし

    投稿 : 2026.08.10

    ホテルの在庫データは、これまでほぼ一つの問いにしか使われてこなかった。「いつ売り切れたか」である。だが同じデータをひっくり返すと、まったく別の問いに答えられる。その施設は、持っている客室のうち何割をオンライン販売枠に出しているのか——という問いだ。本稿では全国12,941施設・1,110,175室の在庫観測データから「在庫配分率」を算出し、業態・地域・規模でどれだけ設計が異なるかを定量化する。

  • 大阪の推定成約ADR、万博翌年の反動は月を追って深まった — 2026年6月シティ−26.3%・ビジネス−32.8%

    2026年6月の大阪府の推定成約ADRは、シティホテルが10,769円(N=95施設)で前年同月比−26.3%、ビジネスホテルが7,884円(N=495施設)で−32.8%だった。いずれも確定値同士の比較である。一方、同じ大阪府でも2026年1月はシティホテルが+25.0%と逆方向に振れており、「大阪の単価が下がっている」と一括りにできる話ではない。下落は2025年4月13日に開幕した大阪・関西万...

  • 埼玉県ビジネスホテルの曜日別稼働 ―「土曜スパイク+平日高原」と日曜・月曜の二連谷(2026年8〜9月・同一リードタイム断面)

    埼玉県のビジネスホテル(母集団128施設)について、宿泊日2026年8月17日〜9月13日の4週間(28日・各曜日4日ずつ)を「宿泊日の39日前」という同一リードタイムの断面でそろえて集計すると、推定OCC(OTA掲載在庫ベース)は土曜77.2%が突出する一方、金曜72.9%・水曜72.1%・火曜71.5%・木曜71.4%と平日4日が1.5ptの帯に収まり、日曜70.1%・月曜70.4%が谷になり...

  • 千葉県のホテル単価、上期は前年超え・6〜7月で反転 — 推定成約ADRの確定月YoYで切り分ける2026年下期の値付け

    千葉県のホテル市場は、2026年に入って「上期は前年超え、6月以降は反転」という二段構えの動きを確定値で示した。推定成約ADR(税抜相当)の確定月ベースで見ると、シティホテルの2026年1〜7月平均は¥11,326(2025年同期¥10,957)で前年同期比+3.4%、ビジネスホテルは¥8,188(同¥7,843)で+4.4%と、いずれも前年を上回っている。ところが直近の確定月である2026年7月...

  • 「コスパが良い」と書かれるのはいくらの宿か — 口コミ290万件で描く価格満足マップ

    指定なし

    調査

    投稿 : 2026.08.10

    宿泊者の口コミに「コスパが良い」と書かれる宿は、いくらの宿なのか。直感的には安い宿ほどそう書かれそうに思えるが、24ヶ月分の宿泊者口コミ290万件を価格満足の観点で解析すると、そうとは限らない結果が出た。「コスパが良い」の言及率は価格に対してU字を描き、最も高いのは最安帯ではなく、1泊4万円を超える最上位帯である。 本稿では、価格満足を示す3つの言及タイプ(「コスパが良い」「安い」「値段以上の価値...

  • 【取材】愛犬と楽しむ白馬の夏、「白馬龍神温泉 RYOKAN SUI」が描く滞在型リゾート像

    長野県

    取材

    投稿 : 2026.08.10

    白馬では近年、登山やアウトドアに加え、避暑や温泉、食事を目的に滞在する旅行者が増えている。こうした旅行ニーズの変化を受け、長野県白馬村の「白馬龍神温泉 RYOKAN SUI」は、2026年7月31日から始まる夏季営業の内容を拡充した。 独立型客室「はなれ」は全6棟を愛犬同伴可能とし、営業期間は夏休み期と初秋期の二部制に設定。需要に応じた運営とサービス品質の維持を図る。館内では、冷やしそばや湯けむり...

  • 1日10万人の駅に客室は何室あるか — 主要43駅「乗降客あたり客室ストック」2026

    指定なし

    投資・開発

    投稿 : 2026.08.10

    岡山駅の1日あたり乗降客数は約13.7万人、静岡駅は約12.6万人、姫路駅は約12.0万人。三駅とも「1日10万人台の駅」という点では同じ規模である。ところが半径1km圏内の客室ストックを数えると、岡山6,304室、姫路5,007室、静岡4,103室と5割以上の開きがある。乗降客1万人あたりに換算すれば460室・419室・324室。同じ規模の人流を受け止める客室の厚みが、駅によってこれだけ違う。 ...

  • 台東区はなぜ23区で最も宿が多いのか|上野・浅草「施設数最多×単価中位」の構造

    東京都

    エリア・施設分析

    投稿 : 2026.08.10

    東京23区で最も宿泊施設が多いのはどこか。答えは港区でも新宿区でもなく、台東区である。メトロエンジンリサーチが2026年6月に価格を観測できた東京都内の宿泊施設2,399施設のうち、台東区は403施設。2位の新宿区238施設を7割近く上回る、突出した集積地である。しかし同じ月の推定成約ADRは12,000円と、東京都全体の12,100円をわずかに下回る水準にとどまる。「施設数は日本有数、単価は都平...

  • なら燈花会2026、会期中7日間の推定OCCは45日前で78.3% — 会期後13日間との14.3pt差を奈良県のブッキングカーブで検証

    なら燈花会2026(8月5日〜8月14日・19:00〜21:30・奈良公園一帯)の会期は、奈良県の宿泊需要にどれだけの段差をつくっているのか。奈良県の全業態を対象に、宿泊日ごとのブッキングカーブを45日前から直近まで並べ直したところ、会期後半にあたる8/8〜8/14の7日間は45日前断面の推定OCC平均が78.3%、これに対し会期後の8/17〜8/29の13日間は64.0%で、14.3ポイントの差...