ポリグロットリンクが提供する13言語対応のテレビ電話通訳(ビデオ通話による遠隔通訳)『テレビde通訳』、電話通訳サービス『電話de通訳』が、静岡県が開設した県内に住む外国人の生活相談に一元的に対応する「静岡県多文化共生総合相談センター」及び県内相談窓口11箇所に導入された。
外国人居住者向け生活総合相談窓口に、 ICT活用通訳サービス
出典:ポリグロットリンク
静岡県は、2019年7月1日より、県内に住む外国人の生活相談に一元的に対応する「静岡県多文化共生総合相談センター(愛称:かめりあ)」及び県内相談窓口11箇所を開設した。
政府が外国人への総合的対応策の柱と位置づけ自治体に呼びかける、全国100カ所への設置を目指す「多文化共生総合相談ワンストップセンター」に対応するもので、県内全域に広がる国内最大規模の外国人相談窓口ネットワークの構築による充実した相談体制を、全国に先駆けて実現した。
政府が推進する「多文化共生総合相談ワンストップセンター」設置を実現するには11言語以上の対応が必要。外国人相談窓口には、外国語を話せる職員が配置されているが、多様化する外国人住民の多くの言語ニーズに対応することは困難だった。
そこで、同県は通信ネットワークを介した遠隔通訳サービスを提供するポリグロットリンクに相談。同社は相談窓口の要件やニーズに基づき、現地職員様対応と電話通訳、そしてテレビ電話通訳を組み合わせたハイブリッド型の相談窓口運営体制を提案し、採用された。
外国人住民が各窓口に来所する場合はテレビ電話通訳『テレビde通訳』により対応、外線からの電話による相談には、電話をかけた外国人住民、相談窓口、通訳センターを結ぶ三者間通話等による電話通訳『電話de通訳』により対応する。コンタクトポイントに応じた最適な通訳支援体制を整えた。
『テレビde通訳』及び『電話de通訳』は13言語に対応しており、静岡県様の外国人相談窓口における通訳ニーズに幅広くカバーする。
13言語:英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、ベトナム語、ネパール語、フィリピン語、インドネシア語、スペイン語、ヒンディー語、タイ語、フランス語、ロシア語