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せとうちDMOが庄原市と包括連携、古民家宿泊施設を開発

投稿日 : 2019.04.23

広島県

バケーションレンタル

せとうちDMOを構成する瀬戸内ブランドコーポレーションは、広島県庄原市および地域各団体からなる庄原古民家ステイ推進協議会との共同で、庄原市内に点在する複数の歴史的古民家をリノベした古民家宿泊施設を今秋開業するとともに、庄原市と観光地域づくりに係る包括連携協定を締結した。

古民家の歴史的資源を活用「長者屋」「不老仙」

出典:せとうちDMO

今般新たに開業する古民家宿泊施設Setouchi Cominca Stays「長者屋」(ちょうじゃや)と「不老仙」(ふろうせん)は、美しい田園風景の間に非常に多数の古民家が残る庄原市郊外にある、地域の人々から大切にされてきた建築物。

これらを歴史的建築物の利活用と空き家対策の観点から、急増する外国人旅行客をメインターゲットとした宿泊施設へと改修し、高品質な1組限定一棟貸しの宿として、今年(令和元年)秋の開業を目指す。

これらの施設は「広島の隠れ里(Hidden Village in Hiroshima)」としての庄原にふさわしく、伝統的風情をそのままに、内装は日本の伝統を感じさせる設えを残しながら、国内旅行客はもとより外国人旅行客にも快適な設備を整えて、豊かな農業景観を目前にした眺望と里の歴史を感じながら、上質でゆったりとした時間を過ごせる宿となる予定。

さらに庄原の魅力を体験できる各種アクティビティの造成や庄原ならではの食開発、庄原を含む広域でのインバウンドツアーの開発などにも同時に取り組んでおり、多面的な庄原の魅力開発を狙うものとなっている。

観光地域づくりに係る包括連携協定では、同取り組みをはじめ、外国人観光客の誘致、遊休施設等を活用した観光地域づくりなど庄原市の観光振興に関する様々な取り組みにおいて連携していくという。

出典:せとうちDMO

【同施設 概要】

名称:「長者屋-CHOJAYA-」、「不老仙-FUROSEN-」
開業:2019年9月中予定
所在地:「長者屋-CHOJAYA-」広島県庄原市比和町、「不老仙-FUROSEN-」広島県庄原市上谷町      
宿形態:一棟貸し切り(1組様限定) 最大定員6名
施設:「長者屋-CHOJAYA-」ベッドルーム1室、和室2室、リビングダイニングルーム、キッチン、浴室、トイレ×2、展示室、駐車場

「不老仙-FUROSEN-」ベッドルーム1室、和室2室、ダイニングキッチン、浴室、トイレ×2、パティオ、駐車場

広島県庄原市ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、庄原市には宿泊施設が27、部屋数にして434室が提供されている。

新規開業予定は同施設のほかに、確認できなかった。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

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