東京都は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、高齢者の家庭での感染を防ぐため、同居家族から一定期間離れて都内宿泊施設に滞在することに定額の支援をする事業を開始すると発表した。
事業期間は2022年2月21日（月）から3月31日（木）まで。宿泊事業者の募集は2月8日（火）から2月15日（火曜日）12時00分まで。具体的には、都内の「旅館・ホテル」または「簡易宿所」で営業を行う事業者が対象となる。
この事業での利用者は、宿泊施設利用時に以下の2つの要件を満たす人となる。
- 都内在住の65歳以上の高齢者
- 同居人がいること
利用者の介助などの付き添いが必要な場合、都内在住の人であれば年齢を問わず1名まで利用可能。
宿泊プランについては、事業期間中に6日間連続して都内宿泊施設に滞在することが可能となるよう設定することが求められる。利用者は、宿泊中、食事や日用品の買い物以外では基本的に宿泊施設からの外出を控えることになるため、それを踏まえたプランを設定することも必要。
（出典：東京都）
支援額については、1人1泊あたり6,000円（税込）以上20,000円（税込）以下の宿泊プランを利用者に5,000円割引して提供することで、割引額分の1人1泊あたり5,000円を定額で助成する。
この事業の実施規模は1つの宿泊事業者あたり240泊。最大12万泊の範囲内で、応募状況や販売状況により、追加の割当てを行う予定。
応募は産業労働局のホームページ（https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/koureisya/index.html
）の申込様式に必要事項を記載の上、産業労働局観光部振興課（S0000701（at）section.metro.tokyo.jp）にメールを送付することで可能。