ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

レベニューマネジメントとダイナミックプライシングの関係とは

ホテル経営に大きな影響を与える「レベニューマネジメント」。最近では、ホテル・航空業界をはじめ、小売業界でも注目が集まっている。また、昨今レベニューマネジメントに加えて「ダイナミックプライシング」に関心を寄せる企業も増えている。そこで、レベニューマネジメントとダイナミックプライシングの関係についてホテルバンク編集部で調べてみた。

                               

長期滞在客の取り込みで売上の安定化を実現 - これからの集客のあり方とは

〜Withコロナ・Afterコロナの集客施策に取り組むホテルの現状 ② 緊急事態宣言が解除され、稼働率の回復に向けた動きが宿泊業界内でも加速しつつある。コロナ禍から水面下で新しい集客の取り組みを行い、アフターコロナにおけるマーケットの変化に備えて、さまざまな取り組みを行ってきている宿泊施設をホテルバンク編集部が独自にインタビューを実施。今回で2回目となるが、長期滞在客の取り込みによって売上の改善に成功したというホテルにインタビューを行った。

日本全国ホテル展開状況(2021年10月現在)

2021年10月現在の日本全国ホテル展開状況について、メトロエンジンリサーチより、施設数・部屋数の推移、コロナ禍の前後での増減を全体・カテゴリー別にお送りする。 ▼2022年6月の最新版はこちらから日本全国ホテル展開状況(2022年6月現在)

                               

長期滞在専門ホテル予約サイト「Monthly Hotel」がスーパーホテルと提携開始

7泊以上の長期予約をリーズナブルに行える「Monthly Hotel」は、国内に166軒、海外2軒の店舗を持つ「スーパーホテル」との提携を2021年10月20日より開始した。 Monthly Hotelとは、7日間〜半年までの長期予約をお得な料金で行える長期滞在専門ホテル予約サイト。1泊当たりの宿泊値の最安値より20%以上割引されるお得なプランや、7泊10,500円より滞在できるホテルなどが掲載される。予約にあたって、会員登録費や水光熱費などの手数料も発生しない。 Monthly Hotelは都心からリゾート地まで、全国44都道府県に500以上のホテルと提携している。サイト上では無料Wi-Fiや温泉、アメニティの有無も確認することができ、用途にマッチする宿泊施設選びが可能。 (出典:Monthly Hotel) スーパーホテルとは、「Natural, Organic, Smart」をコンセ...

自社予約比率アップを実現- インバウンド比率80%のホテルが取り組んだこと

〜Withコロナ・Afterコロナの集客施策に取り組むホテルの現状 ① 緊急事態宣言が解除されてもなお、稼働率の低下に苦しむ宿泊施設は多い。そのような中でも、コロナ禍においてシステムや管理ツールの改善、長期滞在客の獲得など新しい集客の取り組みを行い、稼働率を向上させている宿泊施設も増加している。今回、予約エンジン領域における集客施策の状況を探るべくホテルバンク編集部が独自にインタビューを行った。

  • 全国

  • 海外

  • 32.4%は方針未決定かつ未対応:全国312名を対象にしたトコジラミ調査が示す宿泊業界の課題

    8thCAL株式会社は、10代から70代までの全国の宿泊施設従業員312名を対象に「トコジラミの被害実態」に関するインターネットアンケート調査を実施した。この調査は、2024年2月22日から3月2日にかけて行われ、宿泊業界でのトコジラミ被害の現状と対策の実施状況を明らかにした。

  • 【取材】変なホテル東京 浜松町 開業6周年記念 「東京タワーコラボレーションプラン」発売

    H.I.S.ホテルホールディングス株式会社が運営する「変なホテル東京 浜松町」は、開業6周年を記念して、株式会社TOKYO TOWER(本社:東京都港区)とコラボレーションし、3月22日(金)より「東京タワーコラボレーションプラン」を発売した。 同プランでは、東京タワーを臨める客室に東京タワーグッズを飾った「東京タワーコラボレーションルーム」に、東京タワーの開業65周年を記念して作られたご当地ベア...

  • 2024年ゴールデンウィーク旅行動向調査報告:HISが捉えた国内外旅行市場の最新トレンド

    指定なし

    Uncategorized

    投稿 : 2024.04.04

    HISによる「2024年GW旅行予約動向」調査の結果が公表された。この調査は、2024年3月25日に行われ、同年4月26日から5月6日までの出発を対象としたHISのツアーや航空券の予約者を調査対象としている。市場環境から見ると、新型コロナウイルス感染症の5類引き下げから約1年が経過し、国際線の座席数の増加や地方空港の国際旅客定期便の再開など、供給面ではポジティブな動きが見られる。しかしながら、円安...

  • 琉球ガラスと共に紡ぐサステナビリティー:THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 宜野座の新たな取り組み

    株式会社ひらまつが運営するTHE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 宜野座において、この春、沖縄伝統の工芸品である琉球ガラスを用いた新たな取り組みが始まった。レストランで使用されるミネラルウォーターの空き瓶を、琉球ガラスの原材料として再利用するというものである。琉球ガラスは、廃棄ガラスを原料として製作されるが、近年は廃瓶の減少により原材料不足が問題となっていた。この課題...

  • Z世代の旅行意識に見る新たな地域振興のヒント:若い世代を中心に「地域貢献」への興味が高まる傾向

    指定なし

    Uncategorized

    投稿 : 2024.04.04

    株式会社リクルートが運営するじゃらんリサーチセンターは、Z世代の旅行スタイルに関する新たな調査結果を公表した。この調査は、国内の宿泊旅行の現状と、Z世代が旅行に対して持つ価値観や意識を深く理解することを目的とし、2019年、2021年、そして2023年のデータを基にして、特にコロナ感染拡大の影響を考慮して分析が行われた。

  • 星野リゾートと会津若松市、「地域活性化起業人」協定締結:国内外へ市の魅力を発信

    (出典:星野リゾート) 星野リゾートは、日本の伝統文化を活用したおもてなしを通じて、旅の醍醐味を提供していることで知られている。このたび、総務省が推進する「地域活性化起業人」制度の一環として、2024年4月1日より、福島県会津若松市に同リゾートから社員2名が派遣されることになった。この制度は、三大都市圏に所在する企業の社員が地方自治体において、そのノウハウや知見を活かし、地域独自の魅力や価値の向上...

  • ディスティネーションホテルを運営する温故知新、「アジア太平洋地域における急成長企業ランキング 2024」に輝く

    ホテル関連ニュース

    投稿 : 2024.04.03

    (出典:株式会社温故知新) 株式会社温故知新、デスティネーションホテルを生み出す企業として、その革新的な取り組みが再び国際的な注目を集めた。英国Financial Times社とドイツStatista社が共同で発表した「High-Growth Companies Asia-Pacific 2024」にて、同社は総合で78位、国内では6位に輝き、特にHospitality & Travel部...

  • 【取材】「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」3月29日開業

    京都府

    新規ホテル情報

    投稿 : 2024.04.03

    「ダブルツリーbyヒルトン」ブランドとしては国内6軒目のホテル「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」が2024年3月29日(金)に開業した。 客室は全266室で、オールデイダイニングやラウンジ、フィットネスセンターなどの施設を完備。JR京都駅八条口より徒歩約5分の場所に位置しており、観光にもビジネスにも便利なホテルだ。 本記事では、ホテルの特徴や魅力などについて、ダブルツリーbyヒルトン京都駅に取材を...

  • ANA X、国内宿泊予約サービス大幅リニューアル!Agoda・リクルートと提携、特典満載で新展開

    指定なし

    サービス

    投稿 : 2024.04.02

    (出典:ANA X株式会社) ANA X株式会社は、Agoda Company Pte. Ltd、株式会社リクルートとの提携により、2024年3月26日にANA国内宿泊予約サービスの大幅なリニューアルを実施する。このリニューアルによって、サービスの利便性と品揃えが向上し、より手軽に宿泊予約が可能となる。アゴダの『agoda.com』、リクルートの『じゃらんnet』とのシステム連携により、ANAのフ...

  • 那覇市前島に『KOKO HOTEL』新設へ、ミサワホームとポラリス・ホールディングスが2027年開業目指す

    沖縄県

    新規ホテル情報

    投稿 : 2024.04.02

    (出典:KOKO HOTEL) ミサワホーム株式会社は、沖縄県那覇市前島にて2027年3月の開業を目指す「(仮称)KOKO HOTEL 那覇前島」の建設に2024年1月15日に着手した。このプロジェクトは、同社が2023年5月に獲得した土地において、ポラリス・ホールディングス株式会社を運営者とするホテル開発の不動産投資事業である。2024年3月27日には、変動賃料型を含む賃貸借契約が両社間で結ばれ...

  • アンケート調査結果:ウィズコロナで7割のホテルがインバウンド需要回復を実感

    HotelBank(ホテルバンク)では、独自に宿泊事業者を対象にウィズコロナのホテル運営とDX活用についてのアンケート調査を実施した。ここではその結果と考察を公表する。

  • マリオット・インターナショナル、メキシコの「シティ・エクスプレス」ブランドを買収 – ミッドスケール市場への新規参入

    マリオット・インターナショナルは、ホテルズ・シティ・エクスプレスから「シティ・エクスプレス」ブランドの買収を完了したと発表した。これに先立ち、メキシコ連邦経済競争委員会はこの買収を承認していた。これにより、同社は、31番目のブランドとして「シティエクスプレス・バイ・マリオット」を立ち上げ、ミッドスケール(中間価格帯)市場に新たに参入することとなる。(出典:マリオット・インターナショナル)

  • 「ニュー自由ランド」期間限定セール – ニュージーランド航空が特別価格で日本からの旅行を提供

    海外

    インバウンド

    投稿 : 2023.05.12

    4月29日以降の日本入国規制撤廃を受けて、ニュージーランド航空は「ニュー自由ランド」期間限定セールを5月12日から5月29日まで開催する。成田-オークランド往復航空券を冬から春の季節に特別価格128,000円(全額税込)から提供する。(出典:ニュー自由ランド公式)

  • コロナ後の台湾旅行需要回復へ、HISと台湾観光局が協力

    株式会社エイチ・アイ・エス(HIS、本社:東京都港区、代表取締役社長:矢田素史)と台湾交通部観光局(所在地:台湾台北市、局長:張錫聰)は、台湾旅行送客強化のための業務提携を結んだ。(出典:株式会社エイチ・アイ・エス)

  • 「いまこそ海外!宣言」:観光庁とJATAがコロナ禍からの海外旅行回復を推進、パスポート費用補助も

    観光庁は一般社団法人日本旅行業協会(JATA)と協力して「いまこそ海外!宣言」を発表した。その目的は、コロナ禍で停滞している日本人の海外旅行(アウトバウンド)の早期回復を促進し、海外旅行者数を2019年水準(約2000万人)に戻すことである。(出典:JATA)

  • 新型コロナ後の回復期:米ホテル大手3社、売上高3割増と好調な業績

    2023年1-3月期における米ホテル大手3社、ハイアット・ホテルズ、マリオット・インターナショナル、ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスの決算がまとまり、その結果が発表された。新型コロナウイルスに関する規制緩和が進んだアジア地域での強い宿泊需要を受け、これら3社の売上高は前年同期と比べてそろって3割増を記録した。(出典:マリオット・インターナショナル)

  • パリ新名所:歴史と現代が交錯する「ホテル マダム レーヴ」

    海外

    新規ホテル情報

    投稿 : 2023.05.10

    (出典:ホテル マダム レーヴ) 2024年オリンピックを控えたパリ市内に新規スポットが続々と誕生している。その中でも注目を集めるのが、5つ星ホテル「ホテル マダム レーヴ」だ。このホテルは、2021年10月にルーヴル中央郵便局の跡地にオープンし、ルーヴル美術館から徒歩10分の好立地に位置する。ナポレオン3世時代に建てられた歴史的建造物を活用し、1888年から親しまれてきた郵便局と併設する形で現在...

  • ハイアット、ブティックホテル予約プラットフォーム「Mr & Mrs Smith」を傘下に

    海外

    ホテル関連ニュース

    投稿 : 2023.05.09

    ハイアットホテルズは、ロンドン拠点の高級ホテル予約サービス「Mr & Mrs Smith」を約5300万ポンドで買収することを発表した。これにより、ハイアットは1500軒以上のブティックホテルやラグジュアリーホテルを予約できるプラットフォームを傘下に持つこととなり、ラグジュアリーホテル市場の強化につながる。(出典:ハイアットホテルズ) (出典:Mr & Mrs Smith)

  • ビジネストラベル市場の躍進:急成長要因と持続可能な成長に向けた取り組み

    海外

    インバウンド

    投稿 : 2023.05.08

    ビジネストラベル市場は、2035年までに約24000億米ドルに達すると予測されており、その成長要因にはグローバル化の進行やビジネス機会の増加、トラベルと観光産業の成長、ホテル予約における電子商取引の浸透、オンライン決済モードの拡大などが挙げられる。若い世代や女性トラベル者の増加も市場の拡大に寄与している。一方、成長を阻害する課題としては、ビジネストラベルの高いコストやセキュリティと国境を越えた規制...

  • インバウンド回復と持続可能な観光:JNTOの2023年度プラン

    2023年度、日本政府観光局(JNTO)はインバウンド回復を目指し、観光立国推進基本計画に沿った施策を展開した。日本全国の特別な体験情報発信、航空会社連携強化、北欧市場重点化、持続可能な観光、高付加価値旅行、アドベンチャートラベル、大阪・関西万博への取り組みが進行中だ。アドベンチャートラベル・ワールドサミット2022(出典:JNTO)

               

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