ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > 新規ホテル情報 > 那覇市前島に『KOKO HOTEL』新設へ、ミサワホームとポラリス・ホールディングスが2027年開業目指す

那覇市前島に『KOKO HOTEL』新設へ、ミサワホームとポラリス・ホールディングスが2027年開業目指す

投稿日 : 2024.04.02

沖縄県

新規ホテル情報

(出典:KOKO HOTEL

ミサワホーム株式会社は、沖縄県那覇市前島にて2027年3月の開業を目指す「(仮称)KOKO HOTEL 那覇前島」の建設に2024年1月15日に着手した。このプロジェクトは、同社が2023年5月に獲得した土地において、ポラリス・ホールディングス株式会社を運営者とするホテル開発の不動産投資事業である。2024年3月27日には、変動賃料型を含む賃貸借契約が両社間で結ばれた。

沖縄県は、新型コロナウイルス感染症の拡大以降、訪問者数が大幅に減少していたが、2023年には前年比44.5%増の訪問者を記録した。全国旅行支援策や学校の修学旅行の復活などにより、国内観光客が回復。さらに、国際線の再開やクルーズ船の運航再開により外国人観光客も段階的に増加している。特に2024年は、クルーズ船の寄港数が増加し、円安の影響もあり、外国人観光客のさらなる増加が期待されている。

計画中の「KOKO HOTEL」は、那覇空港からのアクセスが良好で、大型クルーザーや周辺離島への船舶が発着する泊港の近くに位置する。この地理的優位性は、特に外国人観光客を対象としている。外国人観光客の平均滞在日数は6.2泊で、ファミリー層が多いことから、多人数宿泊可能な客室やキッチンパントリーを備えた客室を設ける計画である。

ミサワホームは、未来志向のまちづくりと不動産投資事業を通じ、地域活性化への貢献を目指す。ポラリス・ホールディングス運営の「KOKO HOTEL」ブランドは、「人・物・時間を紡ぐ」をコンセプトに、ビジネスホテル機能を備えつつ、記憶に残るサービスを提供することを目指している。現在、国内外の主要都市で47店舗、総客室数8,205室を展開し、沖縄での事業展開はこれが初めてとなる。(出典:KOKO HOTEL

▶(仮称)KOKO HOTEL 那覇前島 概要
物件名 : (仮称)KOKO HOTEL 那覇前島
所在地 : 沖縄県那覇市前島3 丁目14-1 ほか5 筆
交通: 那覇市モノレール「美栄橋」駅徒歩8 分
総客室数: 132 室
着工: 2024 年1 月15 日(建築確認 2023 年12 月26 日取得済み)
竣工: 2026 年11 月予定

関連記事