眠っていたデータから新たな付加価値を
大阪府
新規ホテル情報
ホテル統計データ
インバウンド
インバウンド需要で好調なドンキが今期1兆円小売業の仲間入りを果たす見通しだが、この大手小売チェーンがホテル事業への新規参入を発表、ホテル大規模開発に乗り出した。この背景にはどんな戦略があり、狙いはどこにあるのか?前編と後編に分けてお送りする。
北海道
株式会社SHIは、レジデンスホテル「ストライプ札幌」を本年11月中旬に開業。2020年までに札幌エリアで1,000戸以上の客室運営を目指す。札幌市の宿泊市場から「長期滞在・多人数」を強みとする同ホテルの競合について分析する。
観光庁の宿泊旅行統計調査によると、本年7月の延べ宿泊者数(全体)は、4,453万人泊で、前年同月比-3.0%。外国人延べ宿泊者数は、7月は、859万人泊で、前年同月比+14.4%であり、7月としては調査開始以来の最高値となった。客室稼働率は61.9%で、東京都が81.5%でトップとなった。
大阪の新規ホテル開業や計画が相次いでいる。客室稼働率においても、ほぼ全ての月で東京を上回り全国1位を獲得しており、いま最も宿泊需要の高いエリアと言える。今回は、大阪で出店数最多の「大阪市中央区」について出店状況、進出の要因、レビュー分析から激戦地での戦略を分析する。
和歌山県
和歌山県は、2017年観光入込客数が3.2%減少の3,376万人、宿泊客数も1.5%減少の517万人に。外国人宿泊客数も4.9%減少の47.6万人となった。県は外国人観光客増加のため医療観光の可能性を検討する。和歌山県の宿泊施設展開状況と合わせてレポートする。
島根県
2017年の島根県の観光入込客延べ数は3,230万人で、前年比2.5%減少。宿泊客は宿泊客延べ数は、368万泊で、前年比0.1%減少。外国人宿泊客は6.8万泊で10.1%増加した。県はご縁の国しまねのプロモーションに取り組む。島根県の宿泊施設展開状況と合わせてお送りする。
山口県
山口県の2017年の宿泊者数は、全体は前年比4.8%減の444万泊、外国人延べ宿泊者数は過去最高の前年比26.8%増の11.7万泊。観光客数は、過去最高で前年比6.2%増3,318万人となった。山口県の宿泊施設展開状況、星野リゾートの長門市との協働事業を合わせお送りする。
観光庁宿泊旅行統計調査によると、本年6月の延べ宿泊者数は、3,957万人泊、前年同月比+3.2%、6月として過去最高値。客室稼働率も59.5%で、6月として過去最高値となった。都道府県別では東京がトップ、2位大阪、3位北海道となり、青森が東北トップの10位につけた。
総務省サービス産業動向調査5月速報によると、5月の宿泊業の売上高は、前年同月比0.7%減の4,582億1,100万円と、7カ月ぶりに減少した。他方で、事業従事者数は宿泊業においては前年同月比で0.4%増加し、74万3千人となった。
北海道の命名から150年目となる2018年。節目を迎えた北海道における、地域・都市ごとのホテル事情に迫ってゆきたい。連載第1回は北海道の中央部に位置する旭川市のホテル宿泊事情について観光宿泊需要と宿泊施設供給の観点から分析レポートする。