沖縄県恩納村のリゾートホテル「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」は、2025年2月1日(土)より、紅型(びんがた)アーティスト・伊差川 彩花さんとのコラボレーションによる、沖縄の伝統文化と自然をテーマにしたコンセプトルーム「紅型ルーム~SANGOBANA~」の販売を開始した。
このコンセプトルームは、滞在を通じて沖縄の文化や自然に触れるとともに、環境保護を身近に感じられるサステナブルな旅を提案することを目的に企画された。沖縄県恩納村を象徴するサンゴ礁の海をモチーフに、オリジナルの紅型デザインをベッドスローやクッションに施している。
本記事では、コンセプトルーム「紅型ルーム~SANGOBANA~」の企画経緯や魅力などについて、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートに取材を行った。
▷ 公式HP:https://www.anaintercontinental-manza.jp/
―――「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」がどのようなホテルか教えていただけますか。

1983年に日本のリゾートホテルの先駆けとして開業し、2009年にANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートとなりました。サンゴ礁の美しい海に囲まれた自然豊かな沖縄海岸国定公園のなかにあり、半島丸ごとリゾートの敷地という類稀なるロケーションで、全室オーシャンビューの客室からは青のコントラストが美しい雄大な東シナ海の景色をお愉しみいただけます。
多彩なマリンアクティビティが楽しめるビーチでは、約20年前よりサンゴ礁の保護活動に力を入れており、自然と共存するホテルとして国内外から訪れるみなさまへかけがえのない体験をご提供しております。
――― 紅型アーティストの伊差川彩花さんとのコラボレーションが実現したきっかけや、伊差川さんの作品を選んだ理由をお聞かせください。

当リゾートに滞在しながら制作活動を行うアーティストを支援するプログラム「アーティスト・イン・レジデンス at Manza」に伊差川さんが参加されたことがきっかけです。
伊差川さんは滞在の中で沖縄の豊かな自然を未来へ残したいと改めて感じ、当リゾートが取り組むサンゴ保全活動にも共感していただきました。
当リゾートでは自然だけでなく、沖縄ならではの体験を提供し、持続可能な観光を推進したいと考えております。その想いが合致し、今回のコラボレーションが実現しました。
紅型の伝統技法を大切にしつつ、見る人に元気を与える彼女の作品に紅型の新たな魅力を感じ、採用いたしました。
―――客室のデザインにおいて、特にこだわったポイントや、沖縄の文化・自然を表現するために工夫した点を教えてください。

沖縄の伝統的な染色技法である「紅型(びんがた)」をインテリアに採用し、オリジナルのベッドスローとクッションを作成しました。
デザインのモチーフは、当リゾートが位置する沖縄県恩納村を象徴するサンゴ礁の海。窓の外に広がる美しい海と、その中に広がる世界の両方を愉しんでいただけるデザインで、滞在体験をより豊かにする空間となっております。
また、同ルームの宿泊費の一部を、サンゴ保全活動を行う団体に寄付することとし、旅を通して環境保全に貢献できる仕組みといたしました。
――――最後に「紅型ルーム~SANGOBANA~」へ宿泊するお客様には、どのような体験をしてほしいとお考えか教えてください。

実際に目の前に広がる美しい海を堪能していただくのはもちろん、伝統文化にも触れ、豊かな沖縄の未来へ想いを馳せる、特別な時間を過ごしていただけると嬉しいです。
■紅型ルーム~SANGOBANA~」概要
沖縄の海の中に広がる世界を紅型で描いたオリジナルデザインのベッドスローとクッションが客室を彩り、伝統工芸「紅型」の魅力と「サンゴの海」の魅力を楽しめる。
予約期間:2025年2月1日(土)~
宿泊期間:2025年2月2日(日)~
料金:1泊2日 31,000円~(2名1室あたり、朝食付き、税金・サービス料込み)
特典:
・ミッドフロア宿泊者専用「ザ・サロン」アクセス付き
・大浴場施設の利用が滞在中無料
・駐車場の利用が滞在中無料
その他:宿泊代の一部を、サンゴ保全活動を行う団体「チーム美らサンゴ」に寄付。
(寄付金の主な用途:サンゴ植付けの際のサンゴ苗代などサンゴ保全活動全般)
■ホテル概要
ホテル名称:ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
所在地:沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣2260
TEL:098-966-1211
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
総部屋数:400室
アクセス:那覇空港から車で約80分。沖縄自動車道利用(屋嘉インター)で約50分。
駐車場:あり
公式HP:https://www.anaintercontinental-manza.jp/