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京王プラザホテル、従業員の新型コロナウイルス感染確認

投稿日 : 2020.03.23

東京都

ホテル関連ニュース

京王プラザホテル(東京・西新宿)はロビーサービスを行う男性アルバイト1名が新型コロナウイルスに感染していたことが判明したことを3月21日に明らかにした。

当該従業員は入院療養中だが、現在は咳や発熱などの症状はなく、保健所の調査によると、当該従業員が発症後に接客した顧客とホテルの従業員に濃厚接触者はおらず健康観察対象者と認定された従業員7名については自宅待機となっているという。

感染した従業員は20代男性(東京都在住)で主に宿泊客の荷物を客室まで運ぶ仕事を担当。

保健所によると、当該従業員は3月13日より発熱と関節痛みが出現し自宅療養し徐々に軽快、3月16日以降は解熱したため、3月18日に出勤(マスクは着用)。3月19日、勤務時間外に行動を共にした知人が新型コロナウイルス感染症と診断された事を知り保健所に相談、PCR検査を実施、3月20日検査の結果陽性と判明したという。

健康観察対象者と判定されたロビーサービススタッフ7名については4月1日までの自宅待機を指示しているが、現時点で体調不良の症状のある者はいないとのこと。

京王プラザホテルでは、日ごろより注意喚起している手指衛生の励行を再徹底するとともに、1月31日より接客に従事する全従業員にマスクの着用を実施。

また日ごろより社員通用口や更衣室にアルコール消毒液を設置している他、2月21日からは就業前の体温の計測と報告も義務付けているが、この度のことを重く受け止め、改めて全従業員に注意喚起するとともに健康状態の確認を一層細やかに進めていくという。

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