ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > ホテル関連ニュース > 大阪「HOTEL THE FLAG」がAIを活用した客室単価設定ツール「メトロエンジン」を導入

大阪「HOTEL THE FLAG」がAIを活用した客室単価設定ツール「メトロエンジン」を導入

投稿日 : 2018.06.26

大阪府

ホテル関連ニュース

HOTEL THE FLAGを運営するホテルザフラッグ株式会社は、客室単価設定においてメトロエンジン株式会社が開発・運営する客室単価設定ツール「メトロエンジン」をレベニューマネジメントツールとして導入することを発表した。

ホテルのレベニューマネジメントにAIを活用
ホテルザフラッグ株式会社は、6月25日、同社が運営するホテル「HOTEL THE FLAG」(162室)の価格設定で、AI(人工知能)を活用したレベニューマネジメントツールを導入することを発表した。
同ホテルはショッピングや観光に便利な心斎橋・難波エリアの中心に位置し、本年3月の開業以来、外国人観光客を含め多くの宿泊客が来訪している。
大阪市内には開業予定のホテルが多く、今後のエリア内のホテル供給量の増加に伴い、ホテル間の競争がさらに激化する熾烈な競争を勝ち抜くために、客室単価設定において、人工知能(AI)を活用したレベニューマネジメントツール「メトロエンジン」の導入を決定した。

出典:ホテルザフラッグ

ビックデータ、AIによる客室単価算出ー未来の宿泊市場予測
メトロエンジン社はビッグデータ及びAIを活用し、過去データから価格設定を行う従来のレベニューマネジメントツールとは一線を画し、訪日外国人予測など未来の宿泊市場予測を加味し、AIと機械学習で徹底的な分析を行なうことで、客室単価を算出する日本初の企業として業界内外から注目を集める。
宿泊料金を算出する根拠とするのは、宿泊客の予約行動に関わるビッグデータ。競合宿泊施設の客室単価やレビュー、客室の写真、さらには民泊の物件情報から、需要を左右する周辺のイベント情報などまで毎日自動で収集し、リアルタイムのデータで適正な価格を導き出す。さらに算出した価格は、機械学習で繰り返し検証。新鮮なデータと価格の検証によって、収益の最大化を実現していく。

業務の効率化により人的資源を再配置でサービスの向上も
ホテルザフラッグ社はメトロエンジンを導入することにより、日々の客室単価設定業務の効率化を実現し、競合施設との差別化を図るために必要な運営業務に人的資源を配置することにより更なるサービス向上へ注力する。

メトロエンジンは、宿泊業界におけるAIとビッグデータの重要性を早くから見抜き、未来の宿泊市場予測や宿泊者行動予測を加味した価格設定を提供する国内初のシステムにより、宿泊需要の非常に高い関西圏を中心に多くの導入事例が広がっている。

出典:メトロエンジン

【関連記事】

ホテルモントレグループがレベニューマネジメントツールの正式導入を発表

センチュリオンホテルグループがレベニューマネジメントツールの正式導入を発表

 

関連記事