(出典:MRM合同会社)
MRM合同会社は、外国人技能実習生のホテル技能実習に特化した入国後講習施設「成田・ホスピタリティ・アカデミー」において、第6期生となるネパールからの技能実習生45名を9月5日から10月4日までの約1か月間にわたり受け入れている。このアカデミーは、宿泊施設の運営で実績を持つマイステイズ・ホテル・グループが監修した外国人技能実習生向けの研修プログラムを提供する専門施設であり、ビレッジハウス・マネジメント株式会社が管理する専用施設で実施されている。
(出典:MRM合同会社)
「成田・ホスピタリティ・アカデミー」は2023年6月に開校しており、これまでに第1期から第5期までの実習生159名が同アカデミーでの講習を修了している。講習修了後、彼らはマイステイズ・ホテル・グループのホテルへ配属され、全国のホテルで活躍している。さらに、今年6月には別館を開設することで受講人数枠を拡大し、より多くの実習生を受け入れる体制を整えた。
(出典:MRM合同会社)
同アカデミーでは、日本語や日本の生活様式を学ぶだけでなく、ホテルの客室を模したモックアップルームでの客室清掃や、飲食サービスの業務など宿泊施設に必要な実務を座学で学ぶことができる。研修は、ホテル業界で活躍するプロフェッショナルな講師陣による指導が特徴である。また、マイステイズ・ホテル・グループが監修した176時間の研修プログラムにより、一般的な法定講習時間を超える内容で、日本のおもてなしの心や文化も学ぶことができる。特に、ホテルでの実習をスムーズに行うため、レストランサービス研修では和食や洋食のサービス方法をはじめとする日本のレストランサービスの基礎を学ぶ機会が提供されている。
また、アカデミーは長期間の学習に備え、プライバシーを確保した居住環境を提供している。冷暖房やミニ冷蔵庫、トイレ、バス、Wi-Fi完備の個室が用意されており、健康を支えるための昼食・夕食にはマイステイズ・ホテル・グループのホテルメイドのお弁当が提供される。さらに、施設周辺には生活に必要なスーパーや病院、市役所、銀行などが揃っており、利便性の高い環境が整っている。
技能実習の受け入れ先となるマイステイズ・ホテル・グループは、全国に155棟の施設を展開しており、各施設では宿泊特化型やフルサービスのコミュニティホテル、リゾートホテルなど多様な業態のホテルが運営されている。実習生たちはこの環境で講習で学んだ知識と技術を実践し、日本のホスピタリティ業界で貢献することが期待されている。