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成田・ホスピタリティ・アカデミー:第4期生としてベトナム人技能実習生32名を受け入れ開始

投稿日 : 2024.04.11

千葉県

ホテル関連ニュース

(出典:成田・ホスピタリティ・アカデミー

ビレッジハウス・マネジメント株式会社(以下、ビレッジハウス)は、MRM合同会社(以下、MRM)が運営する「成田・ホスピタリティ・アカデミー」の施設管理を担当している。このアカデミーは、ホテル業界に特化した技能実習生のための入国後講習施設である。2023年6月1日の開校以来、ビレッジハウスは第1期生としてベトナム人、第2期生としてフィリピン人、第3期生としてネパール人技能実習生を受け入れ、今回、第4期生として再びベトナム人技能実習生32名を迎える。これらの実習生は約1カ月間、同アカデミーでの講習を受け、日本でのホスピタリティ業界における実習に備える。

(出典:成田・ホスピタリティ・アカデミー

「成田・ホスピタリティ・アカデミー」は、日本語および生活スキルの基本からホテル業界に特化した専門知識まで、幅広い講習を提供している。このプログラムは、宿泊特化型から総合リゾートホテルまで多様なホテル業態を展開するマイステイズ・ホテル・グループの監修のもと、実習生が実習先でスムーズに業務を開始できるよう設計されている。

アカデミーの設備は、実際のホテルの客室を模したモックアップルームをはじめ、冷暖房やWi-Fiを完備した個室、ランドリールーム、BBQテラスなど、実習生が長期間快適に過ごせるように整備されている。これらの環境は、学習に集中するだけでなく、他の実習生とのコミュニケーションを深めるための場を提供する。

アカデミーを修了し、各ホテルでの実習を開始した実習生は、日本語能力やホスピタリティに関する知識を活かし、既に現場での重要な役割を果たしている。配属先からは、研修を受けた実習生のスキルに対して高い評価が寄せられている。

ビレッジハウスは、多言語対応の強化やアフォーダブル・ハウジングの提供を通じ、外国人が安心して生活できる環境作りに取り組んでいる。また、成田・ホスピタリティ・アカデミーの成功を踏まえ、さらに多くの技能実習生が安心して日本での実習を開始できるよう、今後もサポートを続けていく予定である。
また、MRM合同会社は、ホテル・旅館等の宿泊施設運営に関するコンサルティング事業などを行う企業であり、技能実習生の受け入れに特化した施設運営を通じて、外国人材の活用とホスピタリティ業界の発展に貢献している。

これらの取り組みは、技能実習制度を利用した外国人材の教育と活用において重要な一歩を示している。成田・ホスピタリティ・アカデミーのような施設が提供する教育プログラムは、実習生が日本のホスピタリティ業界で成功するための基盤を築く上で重要といえる。

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