東京23区内の住宅を対象にリフォームを施工している株式会社エコリフォームは、東京都江東区森下一丁目に建築中の新築木造住宅を利用し、ワンフロア貸し切りタイプの宿泊施設「木の家(KINOIE)」を2020年6月に開業する予定。
日本の職人が日本の木材を使って造る木造住宅
出典:エコリフォーム
建築中の「木の家(KINOIE)」は、日本の職人たちが日本の木材を使って造る木造住宅。新築・リフォームを通じて、快適に暮らせる空間を追求してきた同社が、これまでに培った技術と経験を活かした建物。選び抜かれた素材の室内に一歩入ると、木の温もりに包まれたような心地よさが感じられるという。
「木の家(KINOIE)」では、外国人観光客をメインターゲットとして、現代の一般的な日本人と同じ“普段着の日本暮らし”体験を提供。ワンフロア貸し切りタイプのため、4名以上のグループ・家族での利用が可能で、キッチン・生活用品も完備。玄関では靴を脱ぎ、座卓を囲んで食事をして、畳に布団を敷いて寝る。そんな、本当の日本暮らしを楽しむことができるとのこと。
江東区森下は東京東部の深川地域に属するエリアで、近隣には昔ながらの商店街や飲食店もあり、下町の庶民の暮らしが息づいている。注目が集まる清澄白河にもほど近く、両国や日本橋、浅草、東京スカイツリーなどの観光地にも利便性の高い立地。魅力的な食や文化の情報を提供し、宿泊客の積極的な利用を促すことで、地域経済への貢献も目指していくという。
【同施設 概要】
所在地:東京都江東区森下1-18-5
延床面積:82.16㎡
構造:木造二階建
客室数:2室(ワンフロア貸し切り)
最大収容人数:1室あたり6人
アクセス:都営新宿線・大江戸線 森下駅より徒歩1分
メトロエンジンリサーチによると、東京都江東区には宿泊施設が67、部屋数にして10,345室が提供されている。新規開業予定は7施設、部屋数にして2,564室が新たに供給される見込み。
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