東急不動産株式会社(以下、東急不動産)は、箱根登山鉄道「箱根湯本」駅から車で約20分の立地に、ホテル「nol hakone myojindai(ノル ハコネ ミョウジンダイ)」を2024年5月に開業すること発表した。
「nol hakone myojindai」は、同社が 1993 年に開発した会員制ホテル「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」を改装し、2024年5月に同社ホテルブランド「nol」として、リブランドオープンするリゾート施設。箱根の中でも閑静な宮城野エリアの別荘地内に所在し、宿泊客が「自分らしく、普段通りに、その地域を楽しめる」ホテルを目指すとのこと。
本記事では、「nol hakone myojindai」へのリブランドの経緯や魅力などについて、東急不動産に取材を行った。
公式サイト:https://www.nolhotels.com/hakone-myojindai/
―――「nol hakone myojindai」は「nol」ブランドとしての2店舗目とのことですが、1号店「nol kyoto sanjo」との共通点や違いを教えていただけますか
「自分らしく、普段通りに、その地域を楽しめる」というブランドコンセプトを体現するホテルデザインと空間作りが共通点です。
一方で、相違点としては、「nol hakone myojindai」がリゾート型ホテルであり、レストランや温浴施設を備えていることが挙げられます。
――― どのような経緯で既存の「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」を「nol」ブランドとしてリブランドすることにされたのでしょうか
コロナ禍を経て観光客の回復傾向が顕著な箱根において、パブリックホテルの中でも、本件は特に中~高単価のホテルブランドが求められる立地・建物条件だと考えており、自社ブランドである「nol」が事業メニューに合致したため導入するに至りました。
――― コンセプトである「Naturally」「Ordinarily」「Locally」をどのようにホテルで体現しているのでしょうか
本物件立地は、リゾート地の中でも観光地から少し離れた別荘地のような地域性とその地の魅力を感じられる場所、かつ自然があり華美でなく自分らしくいられる立地であり、nol のコンセプトに合致していると捉えております。
デザイン面でも、素朴で優しい風合いで設え、森に囲まれたくつろぎを建物内でも感じられる作りとしております。
――― 「nol hakone myojindai」の最大の魅力や特徴を教えてください
リブランドにあたり、内装デザイン変更に加え、温泉露天風呂付客室、温泉を利用したサーマルプール、サーマルルーム等の温浴関係が機能的に大きく変わっております。
このような温浴機能の充実により、都心生活と断然した非日常ではなく、普段の生活を彩るもう一つの暮らし、定期的なリピートをしたくなるような体験 、静かな周辺環境で自然の中で自分と向き合い心身のメンテナンスを行え、都心にはない静寂の中で次の都心生活に向けた“自分”を取り戻す体験が魅力であると考えております。
――― 最後に、開業に向けた意気込みなどを教えてください
自然に囲まれた箱根の別荘地と言う特別な空間で、お客様それぞれの過ごし方に寄り添った居心地の良いホテル作りを目指して参ります。
■「nol hakone myojindai」概要
名称:nol hakone myojindai(ノル ハコネ ミョウジンダイ)
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町宮城野1488番
アクセス:箱根登山鉄道「箱根湯本」駅より車で約20分
客室数:39室
付帯施設:ロビーラウンジ、ショップ、レストラン、温泉大浴場、サーマルプール
開業日:2024年5月(予定)
予約開始日:2023年11月1日
サイトURL:https://www.nolhotels.com/hakone-myojindai/