星野リゾートは、⼭⼝県下関市あるかぽーと地区において、「星野リゾート OMO 下関(仮称)」を2023年春開業。関⾨海峡を臨む景観を最⼤限に⽣かした魅⼒溢れるホテルの開業に向けて、下関市と協働で取り組む。同社の⼭⼝県での事業は、⻑⾨湯本温泉にある「界 ⻑⾨」に続き2施設⽬となる。
本州の最⻄端に位置している下関は、関⾨海峡という美しい⾵景を有するばかりではなく、壇ノ浦の戦いや⾺関戦争など、幾度となく歴史の転換点に⽴ち会い、その舞台となった場所。
また、豊かな⽔産資源にも恵まれ、その新鮮な海の幸を求めて全国から観光客が訪れている。
OMOブランドとしては初の港湾都市での事業展開となり、豊富な観光資源をもとに、新たな都市観光の価値を提供できると確信しているという。
今後については、「下関港ウォーターフロント開発に係るホテル事業の基本協定」を締結した下関市と協働して事業の検討を進めるとともに、地域魅⼒の発信に貢献したい考え。
「OMO」は、星のや、リゾナーレ、界に次ぐ星野リゾートの第4のブランド。
「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」をコンセプトに、都市観光客に向けて、旅先をまるごと楽しむディープな魅⼒と、親しみやすい仕掛け満載のホテルステイを提供する。
2018年4⽉にOMO7 旭川(北海道・旭川市)、同5⽉にOMO5 東京⼤塚(東京都・豊島区)の2施設を開業、2022年4⽉には、OMO7 ⼤阪新今宮(⼤阪府・浪速区)の開業を予定しており、同件はOMOブランドとして4施設⽬のホテルとなる。
メトロエンジンリサーチによると、下関市には宿泊施設が76、部屋数にして2,790室が提供されている。