三井不動産株式会社および株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、この度、新ホテルブランド『sequence(シークエンス)』を展開することを発表。同新ブランドを東京都渋谷区、千代田区、京都市下京区に本年夏から秋にかけて出店する。
sequence「つながり・連鎖・一連の流れ・連続」
出典:三井不動産
新ホテルブランド第一弾として『sequence | MIYASHITA PARK』を2020年6月11日(木)に、第二弾として『sequence | KYOTO GOJO』を同年7月22日(水)に開業。両ホテル共に、2020年1月28日(火)より宿泊予約の受付を開始。さらに、第三弾として、2020年秋に『sequence | SUIDOBASHI(仮称)』の開業を予定しているという。
同社グループは、これまでホテル・リゾート事業において、ラグジュアリークラス(外資系ホテルブランドの誘致含む)、ハイクラス (「ザ セレスティンホテルズ」等)、アッパーミドルクラス(「三井ガーデンホテルズ」等)、と多様なブランドを展開してきたが、この度、新しい滞在価値の提供を目指して、新ホテルブランド『sequence(シークエンス)』を展開。
ライフスタイルや価値観の多様化が進む中、社会的潮流やトレンドに興味を持ち、自身のスタイルへ積極的に取り入れる人々が国内外・世代を問わず増えている。
同社グループは、こうした多様化する人々のニーズに応える“新しい形のホテル”を目指し、社外のクリエーターとタッグを組み、それぞれの強みやノウハウを活かすことで、新ホテルブランド『sequence』の構想に至ったとのこと。
“個性と個性がそれぞれのスタイルをお互いに受け入れ、やさしくつながることで文化が生まれる”。そのような場所を生み出すことが『sequence』の目指すべき姿であると考え、“やさしいつながり”という理念を掲げました。新しい気づきに出会い、その場所ならではの考えが浮かび、多様な体験のきっかけとなる、そのような“やさしくつながる”特別な空間や体験を提供していくという。
『sequence』という単語には「つながり・連鎖・一連の流れ・連続」という意味がある。このホテルが、自分だけの過ごし方を自由に創造・編集し、唯一無二の時間を過ごすことができ、様々なヒト・モノ・コトとの出会いにつながる場所になるように、という想いを込め『sequence』に決定した。
ブランドロゴは、『sequence』の“s”をシンボル化した。円弧の連なりで構成され、離れたり、近づいたりする線、互いに影響し合う2つの円により、“やさしいつながり”を表現しているとのこと。
顔認証技術の採用によりスムーズでスマートな滞在
出典:三井不動産
最新ICT技術によるストレスフリーな「顔認証によるセルフチェックイン&ルームチェックアウト&キャッシュレス対応」を含む新たなチェックイン&チェックアウト時間の設定やICT技術の採用により、スムーズでスマートな滞在を提供。新たな時間の使い方により、ホテル内や周辺エリアを楽しむ余裕が生まれることで、ゲストに今までにない体験創出の機会を促すという。
渋谷区、京都市下京区、千代田区に新ブランドが開業
・sequence | MIYASHITA PARK
出典:三井不動産
メトロエンジンリサーチによると、東京都渋谷区には宿泊施設が117、部屋数にして8,881室が提供されている。新規開業予定は6施設、832室が新たに供給される見込み。
・sequence | KYOTO GOJO
メトロエンジンリサーチによると、京都市下京区には宿泊施設が751、部屋数にして20,352室が提供されている。新規開業予定は22施設、部屋数にして3,683室が新たに供給される見込み。
・sequence | SUIDOBASHI(仮称)
メトロエンジンリサーチによると、東京都千代田区には宿泊施設が134、部屋数にして19,539室が提供されている。新規開業予定は13施設、部屋数にして1,372室が新たに供給される見込み。
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