メルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッドは、統合型リゾート施設を誘致する方針を固めた横浜市の発表を受け、同市は利便性の高い立地、充実した通信システム、活気、そして開拓精神を備えており、プレミアムな海外観光客を対象とする大型開発の理想的な候補地だと考えている旨発表した。
神奈川県の将来のパートナーとのより良いコミュニケーションのため、メルコはみなとみらい地区に事務所開設の準備を進めており、数ヶ月以内に横浜オフィスを開設。
メルコの横浜を拠点とするチームは、直近まで日本のエンターテイメント会社、株式会社アミューズに勤め、ビジネス戦略と財務計画の経験が豊富な齊藤直人氏が率いる。
メルコは、横浜F・マリノスとの長期パートナーシップを発表するなど、地域コミュニティとの関係性を築いている。
メルコリゾーツ&エンターテインメントのローレンス・ホー会長兼最高経営責任者は、次のように述べた。
「横浜が市内に統合型リゾートを誘致する意思を表明したというニュースを聞いて、大変期待が膨らんでおります。横浜が有する立地条件、充実した通信システム、活気、開拓精神は、今回のような大規模で多くの注目を集める開発にとって大変魅力的です。メルコは、この地域とのコミュニケーションを更に深めるために、経験豊富で献身性の高い専門チームを、新しい横浜オフィスに配置いたします。
メルコのような21世紀型企業は、事業を行う地域に対して多大な責任を負っています。象徴的、かつ数々の賞を受賞するような、そしてプレミアムクラスの観光客の目的地となるような場所を創り出していくことは、メルコが最も得意とするところです。横浜市は、世界で最もすばらしい統合型リゾートを構築するための最適なプラットフォームを有しており、当社としては共に前進できるよう、最大限努力してまいります。」
アジアおよびヨーロッパにおいてゲーミング事業およびエンターテインメントリゾート施設の開発、所有、運営を行うメルコは、米国預託証券であるナスダック市場(NASDAQ: MLCO)に上場。
現在、マカオのタイパ島にあるホテルリゾーツであるアルティラ・マカオ、マカオのコタイ地区にある統合型アーバンゲーミングリゾートであるシティ・オブ・ドリームス マカオを運営。
フィリピンでは現在、メルコの子会社がシティ・オブ・ドリームス マニラを運営・管理。同施設はゲーミング、ホテル、エンターテインメント施設が統合されたリゾート施設であり、マニラの観光経済特区エンターテインメント・シティにある。
またヨーロッパでは、2021年の開業を目指しヨーロッパ最大級の統合型リゾート地となることが期待されるキプロス共和国の”シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアン 統合型リゾートプロジェクト”を展開している。
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