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ラスベガス・サンズ、IR事業で東京と横浜に焦点、大阪を回避

投稿日 : 2019.08.22

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ラスベガス・サンズ(本社:米国ネバダ州ラスベガス)は、大阪でのIR(統合型リゾート)開発の機会は追求せず、東京と横浜を焦点とすることを明らかにした。

会長兼CEOであるシェルドン・G・アデルソン氏は同社の統合型リゾート事業の開発について、東京と横浜での開発の機会に注力するとし、以下のように述べた。

「過去数年にわたり、大阪に世界水準の統合型リゾートを建設する可能性について大阪市との話し合いを重ねてまいりました。大阪の人々と大阪市から示された熱意に感謝すると共に、2025年万博とその他の計画中のプロジェクトが大きな成功を収めることをお祈りします。」

「長年にわたる戦略とそれを達成してきた実績に沿い、ラスベガス・サンズはマカオ、シンガポール、およびラスベガスですでに展開しているポートフォリオに大きな再投資を行い、配当と株式買戻しプログラムを通じて株主の皆様に還元し、また業界をリードする対投資リターンを維持することのできる新たな開発機会を追求することによって有機的な成長を推進する計画です。東京と横浜への投資はまさにこれを実現するための最善の機会であると考えています。」

ラスベガス・サンズは、ワールドクラスの統合型リゾートを開発及び運営している企業。

高級ホテル、最高クラスのカジノ、ショッピング、レストランやエンターテイメント、MICE、その他多くのビジネス・レジャー施設を特長としている。ラスベガス・サンズは、ビジネス市場、観光・レジャー旅行市場のいずれでも業界をリードし、ユニークで大きな成功を遂げたモデルであるMICEを中心とする統合型リゾートを初めて開発した。

同社の施設には、米国・ラスベガスにおけるザ・ベネチアン、ザ・パラッツォ、サンズ・エキスポ、そして象徴的なシンガポールのマリーナベイ・サンズがある。

また、サンズ・チャイナ・リミテッドの過半数の所有権を保有することで、ラスベガス・サンズは、マカオ半島におけるサンズ・マカオのみならず、ザ・ベネチアン・マカオ、ザ・プラザ/フォーシーズンズ・マカオ、サンズ・コタイ・セントラル、ザ・パリジャン・マカオをはじめとするコタイ・ストリップにおける施設のポートフォリオを所有している。

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