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かながわ観光活性化ファンド、古民家再生のくらつぐに出資

投稿日 : 2018.12.26

神奈川県

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株式会社地域経済活性化支援機構のファンド運営子会社であるREVICキャピタル株式会社が、横浜キャピタル株式会社と共同運営する「かながわ観光活性化ファンド」は、本日12月26日(水)、株式会社くらつぐへの投資を決定した。

出典:鎌倉古今

安政2年建造の鎌倉古民家が高級民泊施設へ再生

同件は同ファンドにおける第3号投資案件となる。

くらつぐは、163年前の安政2年(1855年)に建てられた鎌倉の古民家に、日本家屋の魅力を残しつつリノベーションを加えた高級民泊施設「鎌倉古今」(民泊新法に基づき180日限定で営業)を、2019年1月7日に、オープンする。

鎌倉市は、多くの外国人も訪れる一大観光地だが、古都保存法で歴史的風土保存区域に指定されたエリアが多く、宿泊施設が慢性的に不足している状態だった。しかし、2018年6月に民泊新法が施行されたことに伴い、古民家を宿泊施設として活用できるようになった。

「鎌倉古今」は、「鶴岡八幡宮」など、歴史的な寺社仏閣などが徒歩圏内にある、自然豊かな静寂に包まれた場所に佇む古民家を、163年の歴史を感じることができるよう、建物の梁などは建築された江戸時代当時のものを残しながら、約 90㎡の広い客室、最先端技術を使ったサービスの提供など、宿泊者が快適に過ごすことが出来るラグジュアリーな空間へと、リノベーション。

また、オープンと同時に同施設内で「Restaurant COCON」として、レストラン事業も展開。オーガニックレストランの先駆けである「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフがプロデュースした、鎌倉ならではの“鎌倉野菜”も使ったイタリアンベースのオーガニック料理を提供する。

国土交通省 観光庁は、「歴史的資源を活用した観光まちづくり連携推進室」で古民家をはじめとする歴史的資源を活用した観光まちづくりを促進することや、宿泊施設を核とした地域の活性化促進を図ることを発表している。

このような状況において同ファンドは、2017年3月15日に富士屋旅館合同会社への投資(同ファンドにおける第1号案件)、2018年6月15日に株式会社癒し場への投資(同ファンドにおける第2号案件)を実行しており、湯河原温泉場の面的活性化を支援してきた。

くらつぐは、「日本の伝統文化の象徴である古民家を活用することで、次世代のストックとして未来へ向けて継承し、日本の真の豊かさを実現したい。」をビジョンに、古民家総合プロデュース企業として全国の古民家再生・古民家資源活用による地域活性化支援や、宿泊施設の企画を行ってきた。

くらつぐのビジョン及び事業内容は、鎌倉においてより一層の観光消費額の増加・地域経済の活性化に貢献する案件であることから、今般本ファンドは古民家のリノベーションのための資金調達を支援することとした。

今後も、同ファンドは、同取組みを通して、古民家等の整備・活用のための資金供給など、地域資源を活用した、神奈川県の地域活性化促進を、より一層支援していく。

出典:地域経済活性化支援機構

神奈川県鎌倉市宿泊施設展開状況

メトロエンジンリサーチによると、鎌倉市には宿泊施設が62展開しており、部屋数にして997が提供されている。

新規開業予定は3施設(JR東、相鉄、湘南レーベル)確認された。

民泊物件は65室と沿岸部などを中心に多く提供されている。

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