株式会社Oshicocoは、推し活における「遠征」に関する調査結果を発表した。本調査は2026年4月6日から4月8日にかけて実施され、有効回答数は664件である。対象はInstagram「推し活応援メディアOshicoco」をフォローする推し活層であり、遠征の頻度や消費額、行動実態について分析が行われた。

(出典:株式会社Oshicoco)
遠征の実施状況としては、回答者の6割以上が遠征経験を有している。頻度では「年2〜3回」が34.7%で最多となり、「年1回」(22.1%)、「年4〜5回」(21.1%)と続いた。また、「年10回以上」の高頻度層も一定数存在している。遠征1回あたりの費用は平均約5.9万円で、費用内訳では交通費が53.7%と最も高く、グッズ・物販、宿泊費が続いた。遠征は移動を伴う消費行動としての側面も持つことが示されている。

(出典:株式会社Oshicoco)
遠征に伴う現地での行動としては、「地元グルメ・飲食を楽しむ」が60.0%で最多となった。加えて、「観光スポット巡り」(37.9%)や「ショッピング」(37.9%)、「聖地巡礼」(35.8%)などの行動も見られ、イベント参加にとどまらない現地での消費行動が確認された。遠征を契機とした飲食や観光利用が一定規模で発生している実態が示されている。
(出典:株式会社Oshicoco)
遠征先の地域では、東京都が61.1%で最多となり、神奈川県および大阪府が各46.3%、愛知県が45.3%で続いた。さらに福岡県、千葉県、埼玉県も上位に入り、ライブ会場・アリーナ・劇場・スタジアムが集中する大都市圏への移動が中心となっている傾向が見られた。一方で、宮城県や静岡県、兵庫県なども上位に含まれており、全国ツアーや地方公演により地方中核都市への来訪も発生している。